法然院サンガ: 313

法然院サンガからのご案内

N-0313-J

平成30年10月30日更新
平成30年11月 6日修正

法然院サンガ

法然院サンガからの御案内と御寄付のお願い

南無阿弥陀佛。

 朝は10℃以下に冷え込む日が交じるようになり、中庭では石蕗(つわぶき)の黄色い花が目立つ候となりました。9月4日に京都府内を北上した台風21号では午後3時前後に当院でも暴風が吹き荒れ、境内では数十本の木々が根こそぎ倒れ、幹の途中で裂けたり枝が折れた木々を合わせると100本以上の木々が損傷しました。幸いにも大木が屋根の上に倒れ掛かることは無く、建物に大きな被害はございませんでしたが、境内では倒木の幹が道を塞ぎ、枝葉が散乱し、一部の石塔も損壊しました。また楓や杉の大木が境内西側の公道を塞ぎ、その折れた枝や椋の落枝が電線に引っ掛かり、隣家の塀や車を傷つけるなど、近隣の皆様方にも多大な御迷惑をおかけいたしました。お詫び申し上げます。

 このような状況の中で可能な限り迅速に境内の復旧に努め、9月14日〜16日、18日、19日、10月5日、6日、19日、20日、22日には「台風21号による被害からの復旧のための一斉作業」を行い、延べ330名を超える皆様方が復旧作業に汗を流して下さいました。ご芳情と実践に心より御礼を申し上げます。おかげさまで9月4日の夕方の惨状に比べれば境内は見違えるほど復旧いたしましたが、目立たないところには未だ撤去しなければならない倒木が数多く残り、僅かですが損傷した建物の修復にも取り組まなければならない状況でございます。

 台風21号の通過後、早速にお見舞い金をお届け下さった方々もあり誠に有り難く存じておりますが境内の復旧には損傷した木々の伐採と撤去など、まだまだ費用がかかります。誠に申し訳ございませんが、引き続き、境内復旧のための御寄付を皆様方より賜わりたく存じます。当院までお届けいただくか下記までお振込み下さいますよう何卒宜しくお願い申し上げます。郵便振替用紙が必要な方には送らせていただきますので電話、ファックス、メールなどでお申し越し下さい。

 

  郵便振替口座 口座記号番号:01050ー4ー60318

  加入者名:本山獅子谷法然院(ほんざんししがたにほうねんいん)

  ゆうちょ銀行 一〇九(イチゼロキュウ)店

  当座預金 口座番号:0060318

  名義:本山獅子谷法然院

  三菱UFJ銀行 聖護院支店 普通預金

  口座番号 0046570

  名義:宗教法人 本山獅子谷法然院

  京都銀行 銀閣寺支店 普通預金

  口座番号 865232

  名義:宗教法人 法然院

 御本尊に供えられた菓子や果物のお下がりを貧困家庭におすそ分けする「お寺おやつクラブ」〔超宗派佛教徒によるインターネット寺院『虚空山彼岸寺』の活動の一環として始まった取り組みです〕にも協力しておりますので、御家庭で余っている食品〔菓子・果物・米・海苔・醤油・油など〕をお届け下されば有効に活用させていただきます。ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

 近隣の「甘夏ハウス」で毎週金曜日の夕方に「あまなつだれでも食堂」が開かれています。子どもは無料、大人は原則500円(増減可能です)で夕飯が食べられます。この活動を御支援いただける方は下記へお振込み下さい。

  ゆうちょ銀行  四四八(ヨンヨンハチ)店

  普通預金 口座番号:4483416

  口座名義:ファミごはんサポーターズ

 東北地方太平洋沖地震と大津波、東京電力福島第一原子力発電所の事故から7年7ケ月が経ちますが、まだ大震災後ではなく大震災真只中の日本です。原子力発電は、たとえ発電所における事故がなくとも、ウラン採掘によりオーストラリアの先住民の居住地など鉱山周辺の大地を汚染し、発電所で働く作業員の方々に放射線による被曝を日常的に強い、膨大な時間に亘って廃棄できない放射能汚染物質を管理し続けなければならないという、人類を含め、地球上の生き物とは共存できない事業です。私は、福島第一原子力発電所の事故以降、原子力発電所の無かった日本に戻ることに明日への希望を見出したいと思います。

 サンガはサンスクリットで共同体を意味し、漢訳では僧伽(そうぎゃ)、略が僧です。従って僧は出家者個人を表す言葉ではなく、佛教を信じ、実践する人々の集いを意味しました。ブッダ・佛(真理に目覚めた人)、ダルマ・法(真理・教え)、サンガ・僧の三宝を敬うことが佛教者の最も基本的な態度として定められておりますが、僧を敬うとは仲間を大切にすることを意味しています。800年前に法然上人(1133〜1212)は「どんな人間でも『南無阿弥陀佛』と唱えれば、一切の生きとし生けるものを佛に成らせる阿弥陀佛の本願の力(他力)によって阿弥陀佛が建立した清らかな世界(浄土)である極楽に往生(往き生まれること)し、阿弥陀佛のお導きによって悟らせていただけるから、『南無阿弥陀佛』と唱えて生きよ。」と教えられました。信心を定めて『南無阿弥陀佛』と唱えるのではなく『南無阿弥陀佛』と唱えていると信心が定まってゆくのです。法然上人の佛教では『南無阿弥陀佛』を唱えながら、この世で何を願い如何に実践して生きてゆくのかは個々の意思に任されています。世界では出口の無い戦い、痛ましい事件が続き、日本では未曾有の震災が継続しておりますが、お釈迦さまが説かれた縁起(生かされて生きている)という真理を実感し、心に余裕のあるときには慈悲(生きとし生けるものに対する分け隔ての無い大いなる友愛と心を重ねる同情)の精神に基づき、他人ではなく仲間とともに生きる社会であるという意識を持って、拘らず、返礼を求めず、生かされていることの感謝の表現として出来るときに、出来る対象に、出来るかたちで、布施(法施(佛教を説く)・財施(金品を差し出す)・無財施(柔和な顔、身体を他者のために使う等)・無畏施(安心を与える))に代表される菩薩行を実践することを理想としつつ、煩悩にまみれ、善悪ではなく損得ばかり考えて生きている自己中心的な己の現実を見つめながら、法然院という場をお預かりし、信心の確立、学び、安らぎ、出会いの場として皆様方と集い、少しでも心豊かに暮らせる社会となりますよう、法然上人の教えの現代的意義を説いてまいりたく存じます。

 社会的役割を担って生きることが現代における生きがいとなっておりますが、寺は参っていただく処ではなく、会社では肩書があり、家に帰られても家での役割に押し潰されそうな時に、肩書や役割を外して帰って来ていただき、慈悲に溢れる佛と向き合い、楽になっていただく処です。心の潤いと糧の補給にお立ち寄り下さい、「阿弥陀さん、ただいま!」と。

                               合掌

                        法然院  梶田真章


「秋季 伽藍内特別公開」

11月1日(木)〜7日(火)

午前9時〜午後4時

拝観料 800円

主催:京都古文化保存協会

 方丈の重要文化財の襖絵、堂本印象の襖絵、大書院の龍の襖絵などをご鑑賞下さい。随時、法話もいたしております。法話の時刻は毎日変わります。ご聴講ご希望の方は当日の朝に時刻をお問い合わせ下さい。             合掌


「碧海寿広著『仏像と日本人〜宗教と美の近現代〜』(*)を読む」
第3回 

(*)中公新書

11月 8日(木)

午後1時半〜3時45分

於 本坊

参加料は御志納です。

 第4章「仏像写真の時代〜昭和戦後期(1)〜」を題材に語り合います。

 テキスト(860円+税)をご購入の上、事前にお読み下さい。


「東北関東大震災物故衆生 月忌追悼法要」

11月11日(日)

午前11時

参加 御志納

於 本堂

 地震発生から7年8ヶ月。追悼や復興への決意を何らかの形で表現されたい方はお集まり下さい。

 志納されたお金は「いわき放射能市民測定室たらちね」へ寄付させていただきます。


「並川孝儀著『ブッダたちの仏教』(*)を読む」
第7回(最終回) 

(*)中公新書

11月15日(木)

午後1時半〜3時45分 

於 本坊

講師:梶田真章

参加料 志納

(テキストをお持ちでない方は別に800円が必要です。)


グループいぶき
「第14回 邦楽コンサートの夕べ」

11月17日(土)

午後5時(午後4時半開場) 

参加無料

於 本坊

プログラム


「椿咲く村(福田蘭童作曲)」

「また君に恋してる(高橋久美子編曲)」

「虫の武蔵野(宮城道雄作曲)」

「アメイジンググレイス(高橋久美子編曲)」

「星空への想い(菊重精峰作曲)」

「パープルティアーズ(水川寿也作曲)」

「SAKURA(水川寿也作曲)」

出演


箏・三絃・十七絃:

飯田理恵、田中美津子、友森明子、廣田まち、松末爲久子、森本清子

尺八:

小島國生、佐々木幹雄、松末博司、吉田 靖

お問い合わせは、Tel.0790-42-3493(まつすえさん)まで


「クメール伝統織物研究所(IKTT)展示会・販売会」

11月18日(日)

午前11時〜午後4時

於 本坊

 IKTTの活動はカンボジアの内戦の中で途絶えかけていた伝統織物の復興を課題に1995年に始まりました。2000年からは拠点をシエムリアプに移し、若い世代への伝承を行っています。

http://ikttjapan.blogspot.jp/

午後2時

「IKTT 活動報告会」

報告者:IKTT 岩本みどり さん


「西村大樹(だいき)展」
〜シュレーディンガーの猫たち〜

11月20日(火)〜25日(日)

午前11時〜午後5時

(最終日は午後4時まで)

http://daikinishimura.jimdo.com

鑑賞無料

於 講堂


「第16回 悲願会(ひがんえ)」
〜悲願に生きる菩薩行の実践〜

一切衆生の成佛を信じ、
被災者の悲しみに心を重ね、
被災地の復興に関わる決意を表し、
各々が今後の生き方や社会のしくみ作りについて考える3日間

11月23日(金・祝)〜25日(日)

法要を厳修し、茶会や展示を行い、コンサートを開きます。

 南無阿弥陀佛

 2011年3月11日(金)午後2時46分に発生した東北地方から関東地方にかけての太平洋沖を震源域とするマグニチュード9.0の地震と、地震に伴う津波による東日本大震災によって他界された方々、更には犬・猫・牛・豚・鶏・水族館の魚など、ヒト以外の動植物を含む生きとし生けるものの成佛を信じるために地震の翌日から「東北関東大震災物故衆生之霊」の位牌を安置して念佛を唱え、毎月11日には追悼法要を厳修いたしております。

 当院本堂の片隅から「三陸海嘯(かいしょう・津波のこと)横死(おうし・不慮の死)者諸群霊」の位牌が見つかり、1896(明治29)年6月15日に発生し、21,959人の死者・行方不明者を出した明治三陸地震(マグニチュード8.2〜8.5)、あるいは1933(昭和8)年3月3日に発生し、3,064人の死者・行方不明者を出した昭和三陸地震(マグニチュード8.1)の際にも法然院では死者・行方不明者の成佛を信じるために念佛が唱えられていたことが解りました。

 2011年5月1日〜7日と11月21日〜27日、2012年4月30日〜5月6日と11月26日〜12月2日、2013年4月30日〜5月6日と11月27日〜12月1日、2014年5月2日〜6日と11月26日〜30日、2015年5月2日〜6日と11月25日〜29日、2016年5月3日〜5日と11月25日〜27日、昨年5月3日〜5日と11月24日〜26日、本年5月3日〜5日には「悲願会」と称し、被災者の悲しみに心を重ねる期間とし、法要、コンサート、茶会、慈悲市(バザー)などを実施いたしました。

 2013年5月21日〜23日には、平泉町の中尊寺と毛越寺(もうつうじ)、大槌町の大念寺と江岸寺、釜石市の根浜海岸、宮古市の浄土ヶ浜などを訪ね、2014年6月16日〜18日には いわき市の願成寺(白水阿弥陀堂)と阿弥陀寺、松島町の円通院、石巻市立大川小学校跡地、南三陸町の上山八幡宮などを訪ね、2015年7月6日〜8日には宮城県松島町、石巻市の石巻復興支援ネットワークと石巻市立大川小学校跡地、南三陸町の防災対策庁舎跡と上山八幡宮、気仙沼市の岩井崎、唐桑半島、岩手県陸前高田市の奇跡の一本松と普門寺、大船渡市の大船渡保育園、酔仙酒造大船渡蔵等を訪ね、2016年7月4日〜7日には青森県むつ市の恐山菩提寺、八戸市の曹洞宗常現寺、ウミネコの繁殖地である蕪嶋神社、種差海岸、岩手県久慈市の小袖海女センター、田野畑村の特定非営利活動法人ハックの家、北山崎の断崖、岩泉町の龍泉洞を訪ね、昨年7月3日〜6日には福島県三春町の滝桜、いわき市の願成寺と阿弥陀寺、認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね、広野町・楢葉町・富岡町・大熊町・双葉町、浪江町立大平山霊園の浪江町 東日本大震災慰霊碑、南相馬市の男山八幡神社、宮城県亘理町の末家焼窯元ひろ窯、仙台市立荒浜小学校旧校舎、奥松島嵯峨渓遊覧船、東松島市立野蒜小学校跡地、女川町の七十七銀行女川支店の行員12名の追悼慰霊碑、牡鹿半島の給分浜の十一面観音像、女川駅前の三陸石鹸工房KURIYA、石巻市雄勝(おがつ)町の東日本大震災 雄勝病院犠牲者慰霊碑、雄勝小学校跡地、石巻市立大川小学校跡地、南三陸町の防災対策庁舎跡地、上山八幡宮を訪ねました。本年は7月2日〜5日に岩手県を旅しました。2日の午後は中尊寺と毛越寺を参拝しました。中尊寺では金色堂前で念佛を唱えた後、昨年3月の7回忌に際し本堂前に新たに建立された「東日本大震災 慰霊碑」の前で追悼法要を厳修し、毛越寺では池越しに金堂跡に向かって追悼の念佛を唱え、厳美渓に立ち寄り、山王山温泉 瑞泉郷に泊りました。3日は平泉町にある坂上田村麻呂ゆかりの達谷窟(たっこくのいわや)西光寺[岩窟を利用した毘沙門堂で有名]に参拝した後、丸光製麺一関工場[『ふかひれラーメン』で有名な製麺会社。気仙沼市で被災され、2012年11月に一関市の山あいで工場を再建されました]を訪ね、熊谷茂社長と敬子専務ご夫妻から被災後7年間の御苦労を伺いました。以前に敬子さんが当院に来られたことがある御縁で訪問しました。昼食は気仙沼市の「松葉寿司」に再び立ち寄り、陸前高田市の一本松茶屋で淺沼ミキ子さん[大震災で御子息を亡くされ、まどろみの中で『津波から逃れる避難路に沿ってハナミズキの木を植えて欲しい』との御子息の言葉を聞かれて『ハナミズキの道の会』を立ち上げられました]からお話を伺った後、奇跡の一本松の前で追悼の念佛を唱え、高田松原の被災した松を使って造られた震災追悼施設内の「東日本大震災 慰霊碑」の前で追悼法要を厳修し、千昌夫さんゆかりのキャピタルホテル1000に宿泊しました。4日は大船渡市の碁石海岸を散歩して霧に浮かぶ幻想的な海岸美を堪能し、大船渡市の門之浜漁港に造られた巨大防潮堤に上り12.8mの高さに圧倒され、3年ぶりに訪れた大船渡保育園では園児さんたちの園歌「さかみちをのぼって」[作詞:覚 和歌子、作曲:千住 明]の合唱を聞き、5年ぶりに大槌町の曹洞宗 江岸寺に参拝しました。江岸寺では大地震による大津波により、ご住職の御尊父と御長男が行方不明となられ、次女の方が震災の後に自死され、檀信徒680名余りが他界されました。ご住職は大地震後の数ヶ月間に500回以上の葬儀を勤められたそうです。あれから7年余り経ち、プレハブの本堂[土地の嵩上げの度に2回の建て直しを余儀なくされたとのことです]の傍には上棟式を間近に控えた鉄骨造りの新本堂が姿を見せつつあり、巨大なクレーン車が墓地の再整備に活躍していました。ご住職からこの7年間の御苦労や行政への御不審についてお話を伺い、追悼法要を勤め、大槌町 旧役場庁舎の前でも追悼の念佛を唱え、5年前にも泊った釜石市根浜海岸にある宝来館に泊まりました。女将の岩?昭子さんは御自身も津波に巻き込まれて辛くも助かられた体験も含めて語り続けられている方です。津波を被った宿の前の松林は奇跡的に残りました。宿のある集落の方々は高台に移転し海辺には巨大防潮堤を造らないという選択をされた結果、震災以前と変わらずに部屋の窓から日の出が拝める宿が残りました。宿の裏には車椅子でも上れる避難路が整備されていました。朝の出発前に映像を交えた女将の報告会に参加し、震災の記憶を伝えてゆこうという女将の熱い想いに改めて触れました。5日は大槌町の高台で自宅や庭園を「ベルガ?ディア鯨山」として開放されている佐々木格さんを訪ねました。新日鉄釜石に勤務され釜石市にお住まいだった佐々木さんは50代からこの地を整備され「森の図書館」や「森のカフェ」をお連れ合いと共に運営されています。従兄の死をきっかけに構想された「風の電話」は大地震の後、2011年4月20日に庭園の一角に設置され、大切な方を亡くされた方々に「心で話す」場を提供されています。その後、宮古市の「みなとオアシスみやこ」で昼食を済ませて宮古市田老地区を訪ね、震災遺構たろう観光ホテル[1階から3階までが大津波の被害に遭い、1階と2階はフロア全体が抜け落ち鉄骨が剥き出しとなっていて2016年4月1日より震災遺構として一般公開されている]前で念佛を唱え、三王岩[太鼓岩・男岩・女岩]を望む高台の三王園地から海に向かって締め括りの「東北関東大震災 物故衆生 追悼法要」を厳修しました。

 東北関東大震災発災から7年8ヶ月が経とうとしていますが、土地の嵩上げも巨大防潮堤の建設も未だ未だ完成せず、広大な空き地がそこかしこに残ったままで、福島県だけではなく岩手県と宮城県沿岸部も決して大震災後ではなく大震災真只中です。今後も被災者の皆様方との個人的な御縁を大切にし、微力ながら被災地の復興に関わってゆきたく存じております。

 佛教における「悲願に生きる」とは一切衆生の成佛を願い、一切衆生に対する慈しみと悲しみの想いを表す行を実践することにあると存じます。被災者全員が大地震前の日常を取り戻されるまでには未だ道半ばです。引き続き、被災者の哀しみに心を重ねる想いを表すべく、11月23日(金・祝)〜11月25日(日)に、第16回「悲願会」を勤めます。皆様方からの浄財は現地で被災者支援をされている団体に寄付いたします。ご友人・知人をお誘いになられ、皆様方の御参加をお待ち申し上げております。

                               合掌

                               梶田真章

11月23日(金・祝)


午前10時〜午後3時

「在釜」

於 北書院

会費:おひとり 1000円
(子供は無料、被災者・避難者の方も無料)


午前10時〜午後3時

「展示と販売」

NPO法人 若者と家族のライフプランを考える会 アート部

於 庫裏玄関


午前10時半 

「東北関東大震災 物故衆生之霊 追悼法要」

梶田真章

参加料 御志納

於 本堂


午前11時15分〜正午 

「アーリーミュージック コンサート」

ソプラノ:平井 満美子、リュート:佐野 健二

参加料 御志納  

於 大書院


午後0時10分〜1時

「弾き語りコンサート」

歌・ギター:リピート 山中

参加料 御志納

於 本堂


午後1時15分〜2時

「コンサート」

ヴァイオリン:塩見裕子、ヴィオラ:鈴木博詞、箏:福原 左和子

於 大書院


午後2時15分〜3時

「東インド古典舞踊とインド古典音楽」

インドアーツサンガム京都

舞踊:Kamala Klebanova、サーランギー:ナカガワユウジ、タブラ:藤澤ばやん

参加料 御志納

於 本堂


午後3時15分〜4時 

「尺八コンサート」

尺八:石川利光

参加料 御志納

於 大書院


午後4時15分〜5時15分

「活動紹介と演奏」

NPO法人 若者と家族のライフプランを考える会 音楽部

<音楽療法士+若者たち>

於 庫裏玄関

11月24日(土) 


午前11時45分〜午後0時半

「コンサート」

参加料 御志納

於 大書院


午後1時〜1時40分

「スタンダード・ジャズ・コンサート」

Chi-Ka-Tsu ピアノ:下嶋 千佳、ベース:勝方 浩

参加料 御志納

於 庫裏玄関


午後1時50分〜2時40分

「インド古典音楽」

バーンスリー:池田 剛、タブラ:藤澤ばやん

参加料 御志納

於 大書院


午後2時50分〜3時40分

「コンサート」

笛;山本公成、カンクレス:山本ほしこ、笛など:中野 亘

参加料 御志納

於 庫裏玄関


午後3時50分〜4時半

「コンサート」

歌・ギター:阿部ひろ江

参加料 御志納

於 大書院

11月25日(日)


午前10時半〜11時15分

「法話『絆と縁、愛と慈悲』」

梶田真章 

参加料 御志納

於 本堂


午前11時45分〜午後0時半

「コンサート」

歌・ギター:秋人

参加料 御志納

於 庫裏玄関


午後1時〜1時50分

「コンサート」

松井智惠(ソプラノ)と、LA萠DIE

ピアノ:西村由紀子

参加料 御志納

於 大書院


午後2時〜3時 

「コンサート」

『極楽三昧』

エレクトリックバンジョー:北村 謙

エレクトリックドラム:藤井茂樹

エレクトリックベース:森巧美

参加料 御志納

於 庫裏玄関


午後3時10分〜4時

「舞と邦楽」

舞:西川影戀

尺八:岩本みち子

箏:伊藤志野

参加料 御志納

於 大書院


午後4時15分〜4時25分

「コンサート『ヘルプマークを身につけて』」

歌:小倉ひろみ

ギター:溝淵仁啓

参加料 御志納

於 本堂


午後4時半〜5時半

「コンサート」

ギター:溝淵仁啓(まさし)他

於 本堂   

11月25日(日)


午前11時〜午後4時 随時

じゃんぼの紙芝居屋さん

参加料 御志納

於 庭園

毎日


午後1時〜4時

美術作品の展示

「土の展示『innocence』」
(栗田宏一)

「深井ゆうじん 詩の展覧会」

「絵画『事故は起こった』『祈』『願』」
「屏風『眼差しの向こう1』『眼差しの向こう2』」
(畑ゑり子) 

「墨彩画『念』」
(眞紀)

鑑賞 御志納

於 南書院

お問い合わせは全て法然院サンガまでお願いいたします。合掌

法然院 梶田真章

〒606ー8422 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30 法然院 内 
法然院サンガ

Tel.090-1899-3689
E-mail:byakurenja25@docomo.ne.jp または Byakurenja@aol.com


「第260回 善気山念佛会(ぜんきさんねんぶつえ)」

11月26日(月)

午後3時〜5時45分

参加 御志納

於 本坊

ご予約不要です。プログラムの一部へのご参加も歓迎いたします。

第1部 午後3時 〜 3時半    おつとめ

                  本堂でご一緒にお経と念佛を唱えます。

第2部 午後3時半〜 4時半    おはなし

                  「ヴァスバンドゥ(世親)の教え」  

                  梶田真章

第3部 午後4時45分〜5時45分 おはなし

                  京都市ごみ減量推進会議 堀 孝弘さん

                  *プラスチックごみ問題について
                   お話いただく予定です。


「朝日カルチャーセンター京都教室 公開講座」
『紅葉の法然院で聴く 法然と親鸞の出会い』

11月28日(水)

午前10時半〜午後1時

於 本坊

講師:梶田真章

参加料 5076円(昼食代を含みます)

お申し込みは朝日カルチャーセンター京都教室(Tel.075-231-9693)まで


「碧海寿広著『仏像と日本人〜宗教と美の近現代〜』(*)を読む」
第4回 

(*)中公新書

12月 6日(木)

午後1時半〜3時45分

 第5章「観光と宗教の交錯〜昭和戦後期(2)〜」、終章「仏像巡りの現在」を題材に語り合います。

 テキスト(860円+税)をご購入の上、事前にお読み下さい。

 参加料は御志納です。


「成道会(じょうどうえ)」

12月 8日(土)

午前10時半

 お釈迦さまの成道(悟りを得られたこと)を讃え、報恩感謝の念を込めて本堂で法要を厳修し経蔵に参拝いたします。粗餐呈上いたします。

参加ご希望の方は12月6日までにお申し込み下さい。


「第58回 善気山専修(せんじゅ)念佛塾」
『歎異抄』を読む その16
第17章

12月 9日(日)

午後3時〜6時

於 本坊

午後3時〜3時20分   念佛一会(いちえ)

             本堂にて念佛を唱えます。

午後3時半〜6時     講話会

             書院にて阿満利麿先生のお話をお聴きし、
             後半は対話によって深めます。

参加料 1000円(当日、お納め下さい。)

お申し込み:電話、E-mailにて法然院まで。

テキスト『歎異抄』(阿満利麿 訳・注・解説)を購入される方は、別に1000円が必要です。


「親鸞著『教行信証』を読む」
第7回

12月10日(月) 午前10時〜正午

講師:阿満利麿先生

参加料 御志納

於 本坊

準備の都合上、ご参加下さる方は事前にお申し込み下さい。お待ち申し上げております。


「東北関東大震災 物故衆生 月忌 追悼法要」

12月11日(火)

午前11時

参加 御志納

於 本堂

 地震発生から7年9ヶ月。追悼や復興への決意を何らかの形で表現されたい方はお集まり下さい。

 志納されたお金は「いわき放射能市民測定室たらちね」へ寄付させていただきます。


特に記載のない限り、会場は法然院です。

ご予約は24時間、電話、FAX、E-mailにて承ります。

〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地 法然院 内
法然院サンガ

Tel. 090-1899-3689   Fax. 075-752-1083
E-mail:Byakurenja@aol.com
法然院のホームページ http://www.honen-in.jp/
法然院森のセンターのホームページ http://fieldsociety.la.coocan.jp/


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