法然院サンガ: 094
法然院サンガからのご案内(2000年 7月〜 8月)
N-0094-J
UPDATE: 2000/07/07
地球交響曲 ガイアシンフォニー ひとコマスポンサーのお願い
21世紀最初の「地球交響曲第4番」を共に奏でる仲間になってください。
本年から来年にかけて、龍村 仁監督により、映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第四番」が制作されます。龍村監督からひとコマスポンサーのお願いが届きましたのでご紹介申し上げます。
もし、母なる星地球が本当に生きている一つの生命体であるとするなら、我々人類はその”心”すなわち”想像力”を担っている存在なのかも知れない。だとすれば危機が叫ばれるこの地球の未来も又我々人類の”心”の在り方に依って決まっているのではないか。そんな漠然とした直感から1989年に制作を開始した映画「地球交響曲」は、第一番の上映開始以来、第三番まで完成させる事ができました。
そして、本年、西暦2000年より、いよいよ「地球交響曲第四番」を始動させます。できますれば、21世紀最初の年、2001年中に完成させて世に問いたい、というのが今の私の強い願いです。「21世紀に生まれ育つ子どもたちのために」というのが「第四番」のヴィジョンであり、出演者についても、今、刻々と決まりつつあります。
そしてもう一つ、21世紀最初の「地球交響曲」には大きな夢があります。それは、「共に感ずるシンフォニーから共に奏でるシンフォニーへ」という夢です。ご承知のように「地球交響曲」は全国の観客の自然発生的な自主上映活動によってここまで拡がってきました。全国150万人を越える多種多様な人々が、ただ「映画の感動を分かち合いたい」という一点に於いて、共感し、行動して下さった結果が今の「地球交響曲」の姿です。この動きには、21世紀の地球市民社会の在り方を予感させるナニかがあると私は思います。
この予感を現実化する第一歩として、「地球交響曲第4番」の「ひとコマスポンサー」プロジェクトを始めたいのです。
ご存じかもしれませんが、映画のフィルムには1秒間に24枚のコマ(カット)があります。そのひとコマ、ひとコマは、一見、静止したスチール写真のようですが、それぞれが微妙に少しずつ異なり、ひとつとして同じものはありません。それぞれのコマが繋がり、思いがけない変化や展開をしながら動き始めたとき、そこに映画として全く新しい世界が創造されてゆくのです。その中のたったひとコマが欠けても、映画としての印象が大きく変わります。だから私はひとコマ、1/24秒の違いにも拘わる映画づくりを続けてきたのです。
21世紀の最初の「地球交響曲第四番」では、この貴重なひとコマ、ひとコマを皆様方おひとりおひとりに担っていただきたいのです。この「ひとコマスポンサー」の証として、「第四番」の完成プリントから、ひとコマずつを切り出し、このそれぞれに違う、世界にたった一つしかないあなたのひとコマを、素敵な記念品にしてプレゼントさせていただきます。このひとコマ、ひとコマが全て繋がったとき、「地球交響曲第四番」は、素晴らしいシンフォニーとなって、21世紀の地球に奏で始めるのです。21世紀最初の「地球交響曲第四番」を”共に奏でて下さい”
龍村 仁
地球交響曲第四番ひとコマスポンサー 一口 10000円(消費税込み)
ご協力いただける方には、振込用紙のついた正式のご案内をお送りいたしますので、法然院サンガまでご請求下さい。
「第一回『鹿ケ谷いっぷく寄席』お茶会と落語会」
7月1日(土)
お茶会: 午後一時頃から四時半まで随時
上方落語協会茶道部「楽茶会」のメンバーがお手前を披露いたします。
於: 鹿ケ谷さびえ(疎水べり(哲学の道)桜橋のたもと 法然院から南へ徒歩5分)
落語会: 午後五時開演
於: 法然院本坊
出演: 三遊亭 小田原丈、林家 染雀、笑福亭 生喬、桂 春雨、桂 あやめ
参加費: お茶会、落語会ともで3000円(予約制)*必ずご予約下さい。
ご予約: 株式会社ミリエームまで電話またはFAXにてお申し込み下さい。
当日、鹿ケ谷さびえ、または法然院にてチケット(お茶券・落語券)をお渡しします。
お茶券は当日お茶会に参加できない場合でも7月中ならばいつでもご利用いただけます。
(株)ミリエーム「鹿ケ谷いっぷく寄席」係
Tel. 075-451-5111
Fax. 075-451-7165
「篆刻:天野常男ワールド」
7月4日(火)〜7月10日(月)10:00〜18:00
Artist
金子義郎、松島 捷、本多絃代、本田義夫
無料
於: 講堂
縄バイタルリンク 2000 京都 ご案内
〜コラボレーションアート 1+1=1=無限大〜
7月4日(火)午後18:00〜
愛用していて着古したTシャツ 21,000着をつなげて、みんなで大きな縄柱を立てましょう!
コラボレーションアート (協働制作) に参加しませんか!
縄の材料は古着の木綿のTシャツ 21,000枚。
着古したTシャツは人形、愛用していた人の御身代わり。愛用のTシャツをつなげ、縄を綯い、芯柱に縒りあわせ、縄柱を立ち上げます。
高さ約12mの縄柱は、あなたとわたし、みんなの心の絆のシンボルです。
7月から10月にかけてTシャツ集めと縄ないを行ない、11月初めに縄柱を立ち上げる予定です。
このプロジェクトの実行委員長、環境芸術・彫刻家の八木マリヨさんを、副委員長として手伝うことになりま
した。上記の通り緊急ミーティングを開きます。Tシャツ集め、ミシンがけ、その他、お手伝いいただける方、ご興味のある方は、ご参集下さい。お待ち申し上げております。
於:法然院
「小川優子展『火水伝絵(ヒミツツタエ)」
〜新しい神話の世界〜
7月5日(水)〜7月9日(日)10:00〜16:00
無料
於: 南書院
「平野 融 ライブ『七夕 Eve“弦の音の物語”』」
7月6日(木) 18:30(18:00開場)
出演: ギター:平野 融(とおる)、植木弦太
ゲスト: 岡林信康、Wish Sign[秋人(あきひと)&マミー]、大曽 学(パーカッション)
於: 本坊
参加料: 電話予約 2000円 当日2500円
ご予約は法然院サンガまで
「天竺座 全国巡礼ライブコンサート」
7月8日(土)19:00
笛:Kem
シタール:もっちゃん
踊り:あみ
於 本坊
参加料:カンパ、投げ銭
「高橋直道 著『仏性とは何か』を読む」第4回
7月13日(木)13:00〜15:30
「生きとし生けるものはすべての佛の本性(佛聖)をそなえている(誰でも佛になれる)。」という佛性思想の本質をご一緒に学びたく存じます。初めての方は、テキスト題として2800円が必要です。
講師:梶田真章
参加料:志納
「一人二役相勤め申し候 尾藤廣喜&尾藤憲山」
『京町家の魅力を聞く』
7月13日(木)18:30
第1部:トーク「京町家・その魅力と生かし方」
弁護士 尾藤廣喜[鴨川法律事務所]
スライドを利用して、ヨーロッパの町並み保存の実例を紹介しながら、京都の町づくりの問題点をお話しします。そのなかで、京町家の魅力とその生かし方を皆さんと共に考えます。
第2部:尺八演奏「京町家と邦楽の世界」
尺八 尾藤憲山[都山流大師範]
三弦 三好晃子[琴秀会主宰]
竹の息づかいと糸の語りかけ・・・ 尺八と三弦に表れた日本の音と京町家の醸し出す静謐な空間。
第一部のトークを受けて、京町家の可能性と魅力を、邦楽を通じて実体験していただきます。
祇をん「小西」+駒井亭+法然院 共同企画
ナビゲーター:梶田真章
会費:2500円(休憩にちょっぴり虫養い)
定員:30名 *要予約
お申し込み・ご予約は、祇をん「小西」Tel. 075-561-1213 まで
「北インド古典音楽演奏会」
7月15日(土)18:30(18:00開場)
サロード:山本周司
タブラ :古幸邦拓
参加料:予約1500円 当日2000円
お問い合わせ・ご予約は山本さん(Tel.0722-74-8051)か、古幸さん(Tel.0727-72-2428)まで
「DUO Sonorosso お寺でボサノバをVOL.4」
7月19日(土)18:30開場
トロンボーン:Tommy[富岡毅志(たけし)]
ギター :溝淵仁啓(まさし)
参加料:予約2500円 当日3000円(飲み物、軽食付)
お問い合わせ・ご予約は法然院サンガまで
「遊能の宴」
7月20日(木・祝)18:30(午後6時開場)
九条宗家 奉献 『点舞』 河合照水
観世流能 『融』 慰:浦田保利 融大臣:浦田保親 旅僧:小林 努
笛:左鴻康弘 小鼓:曽和尚靖 大鼓:谷口有辞 太鼓:前川光範
地謡:浦田保浩 味方 玄 大江信行 深野貴彦
参加料:前売 3500円 当日4000円(飲み物、軽食付)
主催:ジーエックス
後援:G.C.I.F
お問い合わせ・ご予約は下記まで
ジーエックス・スズキ(Tel.075-771-7392,E-mail:gxsuta@livedoor.com)
「駒井邸サロン講座1”仏教に親しむ”第13回」
『仏教をめぐる司馬遼太郎さんとの対話』
7月23日(日)午後3時〜5時
講師:梶田真章
司馬さんとは父を通して御縁があり、何度かお目にかからせていただきました。司馬さんが父にお贈り下さった『司馬遼太郎全集』は10代の頃の愛読書でした。司馬さんと司馬さんのご著作に出会えたことを本当に有難く存じております。時間がとれれば、幾つかの小説をもう一度じっくりと読み返したく思っておりますが、今は果たせずにおります。司馬さんが佛教へのおもいを綴られた『心と形』という随筆を題材に、対話を楽しんでみたいと思います。
合掌
参加料:1000円
定員:40名
於:駒井邸 京都市左京区北白川伊織町 疎水べり
お問い合わせ・ご予約は駒井邸まで
「第40回 善気山念佛会」
7月26日(水)午後3時〜5時半
案内人:梶田真章
申込み不要
参加料:志納
ご都合のつく時間のみのご参加も歓迎いたします。
1、午後3時〜3時半 「おつとめ」本堂でご一緒にお経を唱えます。
2、午後3時半〜4時15分「おはなし」 火葬について
3、午後4時半〜5時半 「アーティストに出会う」 出演者未定
「第3回 桂都丸 駒井邸 落語の宴」
演目 『青菜』『禁酒番屋』
8月1日(火)午後7時(午後6時半開場)
講師:梶田真章
申込み不要
参加料:御予約2000円 当日2500円 定員40名です。御予約下さい。
於:駒井邸 京都市左京区北白川伊織町 疎水べり
お問い合わせ・ご予約は駒井邸まで
梶田真章プロフィール
1956年9月 浄土宗大本山 国谷 金戒光明寺の塔頭、常光院に生まれる。
1980年3月 大阪外国語大学ドイツ語科卒業。
1984年7月 法然院第31代貫主(かんす)に就任、現在に至る。
1985年11月 境内の環境を生かして「法然院森の教室」を始める。
1993年6月 境内に「共生き堂=法然院森のセンター」を新築、この建物を拠点に自然環境と親しむ活動
を行う市民グループ「フィールドソサイエティー」の顧問に就任。
9月京都チエンバーオーケストラ友の会を結成。
1997年1月 京都チエンバーオーケストラ協会会長に就任。
アーティストの発表の場やシンポジウムの会場として寺を開放するなど、現代のこける寺
のあり方を模索しつつ、個人としても環境問題に強い関心を持ち、多くの市民団体に参加、
市民として様々な活動に取り組んでいる。
著者 『京都法然院歳時記』京都書院刊(共著)、『法然院』淡交社刊(共著)
・特に記載のない限り、会場は法然院です。御予約は24時間、電話、FAX, E-mail,にて承ります。
・駒井邸は、東鞍馬口通りから疎水べりを南へ、疎水東側の遊歩道沿いにあります。
・この催しの収益金は駒井邸保存維持のための基金にさせていただきます。
・お願い:建物保護のためにも、幼いお子様連れはご遠慮下さい。当館には駐車場がありません。
出来るだけ公共の交通機関をご利用下さい。白川通別当町下ル西側と御蔭通樋ノ口町バス停西よりの南側に
コイン式パーキングがあります。あしからずご了承下さい。
(資料:法然院)
特に記載のない限り会場は法然院です。ご予約は24時間、電話、FAX、E-mailにて承ります。
お問い合わせ
〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
TEL: 075-771-2420 FAX: 075-752-1083
E-mail: Byakurenja@aol.com