法然院サンガ: 337

法然院サンガからのご案内

N-0337-J

2020年11月 1日更新

法然院サンガ

法然院サンガからの御案内
並びに 
「法然院災害対策基金」へ御寄付のお願い

南無阿弥陀佛。

 境内では貴船菊は盛りを過ぎ、酔芙蓉が花盛りです。中庭では石蕗(つわぶき)が咲き揃ってまいりました。新型コロナウイルスの感染が終息に向わず、京都市内でもPCR検査の陽性確認者数が増減を繰り返しておりますが、10月は京都市内にも観光客の姿が戻ったようです。再び感染拡大が続くのではないかと不安な日々が続きますが皆様方にはいかがお過ごしでいらっしゃいますか。心よりお見舞いを申し上げます。特に医療従事者の皆様方のご尽力には普段にも増して深い敬意と感謝を抱き、他界された方々には心から哀悼の意を表し念佛を唱えています。下記の通り御参詣をお待ち申し上げております。  合掌

 このような状況ですが、引き続き「法然院 災害対策基金(一口1万円で目標は1億円)を積み立てております。現在まで賜わりました御寄付は約2150万円となっております。誠に有り難く存じております。受入口座は下記の通りです。引き続き宜しくお願い申し上げます。既にお納めいただいた方はどうぞご放念下さい。合掌

  京都銀行  銀閣寺支店  普通預金  口座番号:0436184 
  口座名義:宗教法人 法然院

 御本尊に供えられた菓子や果物を貧困家庭におすそ分けする「おてらおやつクラブ」にも協力しておりますので、御家庭で余っている食品〔菓子・果物・米・海苔・醤油・油など〕をお届け下されば活用させていただきます。

 東北地方太平洋沖地震と大津波、東京電力福島第一原子力発電所の事故から9年7ヶ月経ちますが、未だ大震災後ではなく、大震災真只中の日本です。原子力発電は、たとえ発電所における事故がなくとも、ウラン採掘によりオーストラリアの先住民の居住地など鉱山周辺の大地を汚染し、発電所で働く作業員の方々に放射線による被曝を日常的に強い、膨大な時間に亘って廃棄できない放射能汚染物質を管理し続けなければならないという、人類を含め、地球上の生き物とは共存できない事業です。私は、福島第一原子力発電所の事故以降、原子力発電所の無かった日本に戻ることに明日への希望を見出したいと思います。

 サンガはサンスクリットで共同体を意味し、漢訳では僧伽(そうぎゃ)、略が僧です。従って僧は出家者個人を表す言葉ではなく、佛教を信じ、実践する人々の集いを意味しました。佛(真理に目覚めた人)、法(真理・教え)、僧の三宝を敬うことが佛教者の基本的な態度として定められておりますが僧を敬うとは仲間を大切にすることを意味します。800年前に法然上人(1133〜1212)は「どんな人間でも『南無阿弥陀佛』と唱えれば一切衆生を目覚めさせる阿弥陀佛の本願の力〔他力〕によって阿弥陀佛が建立した清らかな世界(浄土)である極楽に往生し、佛の力で悟らせていただけるから、『南無阿弥陀佛』と唱えられるだけ唱えて生きよ。」と教えられました。信心を定めて『南無阿弥陀佛』と唱えるのではなく『南無阿弥陀佛』と唱えていると信心が定まってゆくのです。法然上人の佛教では『南無阿弥陀佛』を唱えながら、この世で何を願い如何に生きてゆくのかは個々の意思に任されています。

 新型コロナウイルスの感染拡大により他の出来事についての情報に接する機会が減っておりますが、世界では出口の無い戦い、痛ましい事件が続き、日本では未曾有の震災が継続しております。お釈迦さまが説かれた縁起(生かされて生きている)という真理を実感し、心に余裕のあるときには慈悲(生きとし生けるものに対する分け隔ての無い大いなる友愛と心を重ねる同情)の精神に基づき、他人ではなく仲間とともに生きる社会であるという意識を持って、拘らず、返礼を求めず、生かされていることの感謝の表現として出来るときに、出来る対象に、出来るかたちで、布施〔法施(佛教を説く)・財施(金品を差し出す)・無財施(柔和な顔、身体を他者のために使う等)・無畏施(安心を与える)〕に代表される菩薩行を実践することを理想としつつ、煩悩にまみれ、善悪ではなく損得ばかり考えて生きている自己中心的な己の現実を見つめながら、法然院という場をお預かりし、信心の確立、学び、安らぎ、出会いの場として皆様方と集い、少しでも心豊かに暮らせる社会となりますよう、法然上人の教えの現代的意義を説いてまいりたく存じます。社会的役割を担って生きることが現代における生きがいとなっておりますが、寺は参っていただく処ではなく、会社では肩書があり、家に帰られても家での役割に押し潰されそうな時に、肩書や役割を外して帰って来ていただき、慈悲に溢れる佛と向き合い、楽になっていただく処です。

 心の潤いと糧の補給に体調に留意されつつ、お立ち寄り下さい、「阿弥陀さん、ただいま!」と。

                               合掌

                          法然院  梶田真章


 まだ1年、あるいは2年は新型コロナウイルスと共存してゆかなければなりません。来年に延期された東京オリンピックの開催も危ぶまれる状況です。

 感染拡大の防止に留意しつつ、下記の行事、集いを執り行います。今後の状況の変化によりましては行事、集いを延期または中止することもございますので、ご参加いただける方は実施の有無を直前にご確認下さい。


「秋季 伽藍内特別公開」

11月1日(日)〜7日(土)

午前9時〜午後4時 

入山料 800円

 方丈の重要文化財の狩野光信筆の襖絵、堂本印象筆の襖絵、大書院の龍の襖絵などをご鑑賞下さい。

 随時、法話もいたしております。

 法話の時刻は毎日変わります。聴講ご希望の方は、当日の朝に時刻をお問い合わせ下さい。         

                                 合掌


「富永成風 『希望の光』」
第20回記念展

11月 1日(日)〜 7日(土)

午前10時〜午後4時 

鑑賞 無料

於 南書院

〒601?1121 京都市左京区静市静原町732

Tel.075-741-3338 seifu@seifu-japan.com


「野中久行 染めの手しごと」
『小さな着物展』

11月 3日(火・祝)〜 8日(日)

午前11時〜午後4時 

於 講堂

連絡先:染スタジオちゃー
 Tel.075-701-6900
(野中さん)


「法然院中興第2世宣譽忍澂和尚 310回忌法要」

11月10日(火)

午前10時半 

 粗餐呈上いたします。

 準備の都合上、御参詣いただける方は11月5日までに必ずお申し込み賜わりますよう、お願い申し上げます。

忍澂


 1645年に江戸に生まれる。増上寺山内最勝院直伝、岩槻浄国寺在住中の萬無、増上寺林冏、幡随院知闡などに師事した後、近江国木本浄信寺の地蔵、竹生島などに祈願。教化のかたわら神道を研究したが、後に戒律の研究と実践に励んだ。1681(延宝9)年7月に法然院を中興し入院、1693(元禄6)年8月、当院山内影臨庵に隠居し、著述・教化に専念、1706(宝永3)年から1710(宝永7)年にかけては大蔵経対校の大事業を行った。1711(正徳1)年11月10日往生(67歳)。著書は「浄業課誦」「一枚起請諺論」「勅修御伝縁起」など。


「東北関東大震災物故衆生月忌追悼法要」

11月11日(水)

午前11時 

参加 御志納

於 本堂

 地震発生から9年8ヶ月。追悼や復興への決意を何らかの形で表現されたい方はお集まり下さい。

 志納されたお金は「いわき放射能市民測定室たらちね」へ寄付いたします。


鴻上尚史・佐藤直樹著
「『同調圧力〜日本社会はなぜ息苦しいのか〜』(*)を読む」
第2回

(*)講談社現代新書

11月12日(木)

午後1時半〜3時45分

参加料 御志納

於 本坊

 第2部「同調圧力の正体」、あとがき を題材に語り合います。

テキスト[840円+税]をご購入の上、事前にお読み下さい。


「紅葉する音楽『邦楽とCeltic Music』」 

11月14日(土)

午後7時(6時半開場)

邦楽


岩崎千恵子(箏・三味線)、倉橋文子(箏・三味線)、杉沼左千雄(尺八)

Celtic Music


さいとうともこ(フィドル)、赤澤 淳(ブズーキ)
トシバウロン(バウロン) 他

参加料:3000円(人数制限のため要予約)

小学生以下無料

中学生〜大学生 1500円

ご予約はtokyoirishcompany@gmail.com(本岡さん)まで


寺西重郎著
「『日本型資本主義〜その精神の源〜』(*)を読む」
第2回

(*)中公新書

11月19日(木)

午後1時半〜3時45分

於 本坊

講師:梶田真章

参加料 御志納

(テキストをお持ちでない方は別に950円が必要です。)


「第20回 悲願会(ひがんえ)」
〜悲願に生きる菩薩行の実践〜

一切衆生の成佛を信じ、被災者の悲しみに心を重ね、
被災地の復興に関わる決意を表し、
各々が今後の生き方や社会のしくみ作りについて考える3日間

11月21日(土)〜23日(月・祝) 

法要を厳修し、茶会や展示を行い、コンサートを開きます。

南無阿弥陀佛

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、不安な日々を過ごされている皆様方に心よりお見舞いを申し上げます。医療従事者の皆様方のご尽力には普段にも増して深い敬意と感謝の念を抱き、他界された方々には心から哀悼の意を表し念佛を唱えています。2011年3月11日(金)午後2時46分に発生した東北地方から関東地方にかけての太平洋沖を震源域とするマグニチュード9.0の地震と、地震に伴う津波による東日本大震災によって他界された方々、更には犬・猫・牛・豚・鶏・水族館の魚など一切衆生の成佛を信じるために、当院では地震の翌日から「東北関東大震災物故衆生之霊」の位牌を安置して念佛を唱え、毎月11日には追悼法要を厳修いたしております。当院本堂の片隅から「三陸海嘯(かいしょう)[津波のこと]横死(おうし)[不慮の死]者諸群霊」の位牌が見つかりました。1896(明治29)年6月15日に発生し21,959人の死者・行方不明者を出した明治三陸地震(マグニチュード8.2〜8.5)、あるいは1933(昭和8)年3月3日に発生し、3,064人の死者・行方不明者を出した昭和三陸地震(マグニチュード8.1)の際にも法然院では死者・行方不明者の成佛を信じるために念佛が唱えられていたことが解ります。

 2011年5月1日〜7日 と 11月21日〜27日、2012年4月30日〜5月6日と11月26日〜12月2日、2013年4月30日〜5月6日と11月27日〜12月1日、2014年5月2日〜6日と11月26日〜30日、2015年5月2日〜6日と11月25日〜29日、2016年5月3日〜5日 と 11月25日〜27日、2017年5月3日〜5日と11月24日〜26日、2018年5月3日〜5日と11月23日〜25日、2019年5月3日〜5日と11月22日〜24日、2020年7月24日、25日には「悲願会」と称して被災者の悲しみに心を重ねる期間とし、法要、コンサート、茶会、慈悲市(バザー)などを行いました。2013年以降は年に一度、「遊心会 祈りの旅」と称し、有志の方々と福島県・宮城県・岩手県・青森県を訪れています。2013年5月21日〜23日には、岩手県平泉町の中尊寺と毛越寺、大槌町の大念寺と江岸寺、釜石市の根浜海岸、宮古市の浄土ヶ浜など、2014年6月16日〜18日には いわき市の願成寺[白水阿弥陀堂]と阿弥陀寺、松島町の円通院、石巻市立大川小学校跡地、南三陸町の上山八幡宮など、2015年7月6日〜8日には宮城県松島町、石巻市石巻復興支援ネットワークと石巻市立大川小学校跡地、南三陸町の防災対策庁舎跡と上山八幡宮、気仙沼市の岩井崎、唐桑半島、岩手県陸前高田市の奇跡の一本松と普門寺、大船渡市の大船渡保育園、酔仙酒造大船渡蔵など、2016年7月4日〜7日には青森県むつ市の恐山菩提寺、八戸市の曹洞宗常現寺、ウミネコの繁殖地の蕪嶋神社、種差海岸、岩手県久慈市の小袖海女センター、田野畑村の特定非営利活動法人ハックの家、北山崎の断崖、岩泉町の龍泉洞など、2017年7月3日〜6日には福島県三春町の滝桜、いわき市の願成寺[白水阿弥陀堂]と阿弥陀寺、認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね、広野町・楢葉町・富岡町・大熊町・双葉町・浪江町立大平山霊園の東日本大震災慰霊碑、南相馬市の男山八幡神社、宮城県亘理町の末家焼窯元ひろ窯、仙台市立荒浜小学校旧校舎、奥松島嵯峨渓遊覧船、東松島市立野蒜小学校跡地、女川町の七十七銀行女川支店の行員12名の追悼慰霊碑、牡鹿半島の給分浜の十一面観音像、女川駅前の三陸石鹸工房KURIYA、石巻市雄勝町の東日本大震災 雄勝病院犠牲者慰霊碑、雄勝小学校跡地、石巻市立大川小学校跡地、南三陸町の防災対策庁舎跡地、上山八幡宮など、2018年には平泉町の中尊寺と毛越寺、達谷窟西光寺、一関市の丸光製麺一関工場、陸前高田市の奇跡の一本松と東日本大震災慰霊碑、大船渡市の碁石海岸、門之浜漁港と大船渡保育園、大槌町の曹洞宗江岸寺、旧役場庁舎とベルガ?ディア鯨山、宮古市の震災遺構たろう観光ホテなどを訪ねました。昨年は6月18日〜21日に福島県を巡りました。18日は願成寺白水阿弥陀堂[国宝]で東北関東大震災物故衆生追悼法要を厳修し、「いわき放射能市民測定室たらちね」にて広報ご担当の飯田亜由美さん[小学4年生と2歳児の母]が活動内容を分かりやすく、想いを丁寧に話され、今後も支援させていただく意義を改めて確かめられました。続いて阿弥陀寺に参拝、本堂で追悼法要を厳修、住職の馬目悦丈さん[若い頃に法然院で起居されていました]と副住職の馬目一浩さんから保養キャンプや傾聴ボランティアなど8年間の実践のお話を伺いました。19日は原子力発電所事故の事実と廃炉等の現状を伝える場として2018年11月30日に開館した富岡町の東京電力廃炉資料館を訪ねました。事故当時の映像を見た後、館内を見学しつつ職員の方々と対話しました。職員の方々は真摯に役割を務めておられますが、重大な事故を起こした東京電力が気の遠くなるような廃炉作業や汚染水の処理事業を抱えながら今なお他の原子力発電所を再稼働しようとされている姿勢には決して共感することはできないと改めて思いました。その後、国道6号線を大熊町・双葉町・浪江町を通り2年ぶりに北上、帰還困難区域では道路沿いの各家の前がフェンスで塞がれた2011年から変わらぬ光景、汚染土を詰めたフレコンバッグが至る所に積み上げられた光景に改めて胸が締め付けられました。2016年7月12日に避難指示が解除された南相馬市小高区の浄土宗浄国寺では追悼法要を勤めた後、御住職の大室了有さんが事故直後に放射能拡散の情報が無く、ご夫人と共に被曝されてしまわれた悔しさなど行政への不信を語られました。二度目の参拝となった男山八幡神社では正式参拝を行い、西道典宮司が吉田神道の護摩祈祷をされ、神社での護摩を初めて目にし、2011年6月に設立され、南相馬市の小中学生に県外での夏休みの臨海、林間学校を提供されている「南相馬こどものつばさ」の活動のお話を伺いました。飯舘村の綿津見神社にも参拝し、禰宜の多田仁彦さんから原発事故前は6500人余りだった飯舘村の住民が2017年3月31日に避難指示が解除された現在も1300人余りに過ぎず、神社の維持が困難な状況にあることを伺いました。20日は磐梯吾妻レークラインを通り、サルバトーレ・ダリのコレクションで知られる諸橋近代美術館に立ち寄り、五色沼の一つである毘沙門沼から緑色の水面と磐梯山の雄姿を観て、磐梯山噴火記念館にも立ち寄りました。会津若松市では飯盛山の白虎隊士19名の墓前で念佛を唱え、会津さざえ堂を拝観、1832(天保3)年から3年の歳月をかけて飯盛山を掘り抜いた戸ノ口堰洞穴を見て、鶴ヶ城を見学しました。21日は法然上人の高弟 隆寛律師が開山された喜多方市の浄土宗願成寺に参拝、会津大佛として知られる御本尊 阿弥陀如来像の前で追悼法要を厳修しました。続いて大和川酒造を訪ね、エネルギー革命による地域の自立という理念により2013年に設立された会津電力の遠藤由美子さんと小林恵子さんからお話を伺い、最澄の論敵として有名な法相宗の徳一和尚ゆかりの勝常寺で薬師三尊像[国宝]などに参拝しました。そして江戸時代の風情を残す会津西街道の半農半宿の宿場町、大内宿を散策し、JR郡山駅で解散しました。大地震・大津波・原発事故から8年3か月経ち、一口に福島県と申しましても浜通りから会津まで、県民お一人お一人の現実に生きておられることを学ばせていただいた4日間でした。

 今年は新型コロナウイルスの感染拡大により団体で被災地を訪ねることを断念し、10月14日に一人で宮城県南三陸町を訪れました。2031年までは震災遺構として宮城県が管理・保存することになっている旧防災対策庁舎(43名が犠牲となられました)を中心に整備され10月12日に全体開園したばかりの復興祈念公園(6.3ha)を上山八幡宮の工藤真弓さんにご案内いただき、旧防災対策庁舎前で追悼の念佛を唱えました。公園内の「みらいの森」には10月8日に43本の藪椿が植えられ、その内の一本には「寄贈 京都市 法然院」のプレートが付けられていました。「祈りの丘」にも上り、犠牲者の名簿が安置されている碑の前でも念佛を唱えました。その後、上山八幡宮に参拝、オープンしたばかりの南三陸ワイナリーに立ち寄り(ワインのラベルは工藤真弓さんがデザインされたキリコ『海にそそぐぶどうの光』)、帰路に訪れた石巻市立大川小学校跡地(児童74名と教職員10名の犠牲者)は来年3月まで震災遺構として整備されている最中で校舎には近づけず、道路??から追悼の念佛を唱えました。皆様方も復興支援の意味も兼ねて東北地方太平洋沿岸部をお訪ね下さい。発災から9年7ヶ月経過しても決して大震災後ではなく大震災真只中です。今後も被災者の皆様方との個人的な御縁を大切にし、微力ながら被災地の復興に関わってゆきたく存じております。佛教における悲願に生きるとは一切衆生の成佛を願い、一切衆生に対する慈しみと悲しみの想いを表す行を実践することにあると存じます。被災者全員が大地震前の日常を取り戻されるまでには未だ道半ばです。引き続き被災者の哀しみに心を重ねる想いを表すべく、11月21日(土)〜23日(月・祝)に第20回「悲願会」を勤めます。皆様方からの浄財は現地で被災者支援をされている団体に寄付いたします。体調に留意され、ご無理のないようにご参加下さい。お待ち申し上げております。                            合掌  梶田真章

11月21日(土)

参加料は何れも御志納です。


午前10時〜午後3時


「展示と販売」

NPO法人 若者と家族のライフプランを考える会 アート部

於 庫裏玄関


午前10時半


「東北関東大震災 物故衆生之霊 追悼法要」

於 本堂


午前11時20分〜11時50分


「尺八『本曲』コンサート』」

尺八:石川利光 

於 本堂


正午〜午後0時40分


「コンサート」

歌・ギター:阿部ひろ江、バンデイロ他:嶌村カズヲ

於 大書院


午後0時50分〜1時40分


「インド古典音楽コンサート」

バンスリー:池田 剛、タブラ?:藤澤ばやん

於 本堂


午後1時50分〜2時40分


「コンサート」

ヴァイオリン:塩見裕子、よし笛:呉山平煥、箏:福原左和子

於 大書院


午後2時50分〜3時20分


「コンサート」

ヴォーカル・キイボード:あかしなおこ、ギター:鈴木康介

於 本堂


午後3時半〜4時半


「活動紹介と演奏」NPO法人 若者と家族のライフプランを考える会 音楽部

於 庫裏玄関


午後4時40分〜5時20分


「歌を連れて旅に出よう」
〜トランジスタ・ボレロ〜

歌・ギター:脇 秀樹、コントラバス:勝方 浩、
マンドリン:赤塚かえる、フルート:片岡朋子、
鍵盤ハーモニカ:梶原玲子

於 大書院

11月22日(日) 

茶席以外の参加料は何れも御志納です。


午前10時〜午後3時


「在釜」 席主:山猫軒茶の湯研究会 新居万太

詳細は未定です。

於 北書院


午前10時半〜11時


「法話『共に生きる〜絆と縁、愛と慈悲〜』」

梶田真章

於 本堂


午前11時40分〜正午


「ダンスパフォーマンス」 たまるまちこ

於 本堂


午後0時10分〜0時50分


「スタンダード・ジャズ・コンサート」

Chi-Ka-Tsu

ピアノ:下嶋千佳、ベース:勝方 浩

於庫裏玄関


午後1時〜1時50分


「お箏・尺八・柳川三味線・舞によるコンサート」

箏・柳川三味線:伊藤志野、尺八:岡田道明、舞:西川影戀

於 本堂


午後2時〜2時50分


「コンサート」

笛;山本公成、カンクレス(リトアニアの琴):山本ほしこ

参加料 御志納

於 庫裏玄関


午後3時〜4時


「弾き語りコンサート」

歌・ギター:リピート山中

於 本堂

11月23日(月・祝)

参加料は何れも御志納です。


午前10時半〜11時


「法話『共に生きる〜絆と縁、愛と慈悲〜』」

梶田真章

於 本堂


正午〜午後0時50分


「インドの舞踊と音楽」

インドアーツサンガム京都

インド舞踊:金澤倫子、野中ミキ

    サーランギ:ナカガワユウジ、タブラ:藤澤ばやん

於 本堂


午後1時〜1時40分


「アーリーミュージック コンサート」

ソプラノ:平井 満美子、リュート:佐野 健二

於 庫裏玄関


午後1時50分〜2時半


「琵琶 コンサート」

筑前琵琶:片山旭星

於 本堂


午後2時40分〜3時20分


「オカリナで聴くクラシック」

オカリナソロ演奏:Ryohei TOMOEDA

於 庫裏玄関


午後3時半〜4時10分


「弾き語りコンサート」 歌・ギター:秋人

於 大書院


午後4時20分〜4時半


「コンサート『ヘルプマークを身につけて』」

歌:小倉ひろみ、ギター:溝淵仁啓

於 本堂


午後4時半〜5時半


「コンサート」

ソプラノ:松井智惠、ギター:溝淵仁啓(まさし)

於 本堂

11月21日(土)〜23日(月・祝)


午後1時〜4時

美術作品の展示と販売


「土の展示『innocence』」(栗田宏一)

「深井ゆうじん 詩の展覧会」

「絵画 額『事故は起こった』『祈』『願』
屏風『綾部の大トチ』『利尻富士』」(畑ゑり子)

「墨彩画『念』」(眞紀)

作品集「鉄 木 種 コレクション ココニ在ル」の展示販売(kimiko)


鑑賞 御志納

於 南書院


その他のお問い合わせも全て法然院サンガまでお願いいたします。
合掌 法然院 梶田真章

2020年 11月 1日

〒606?8422 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30 法然院 内  
法然院サンガ

Tel.090-1899-3689
E-mail:byakurenja25@docomo.ne.jp または Byakurenja@aol.com


「朝日カルチャーセンター京都教室公開講座」
『紅葉の法然院で聞く こころ豊かにコロナウイルスと共に生きる』

11月26日(木) 

午前10時半〜午後1時 

講師:梶田真章

参加料 5940円

於 本坊

お申し込みは朝日カルチャーセンター京都教室(Tel.075-231-9693)まで


「第284回 善気山念佛会(ぜんきさんねんぶつえ)」

11月26日(木)

午後3時〜5時45分 

参加料 御志納

プログラムの一部へのご参加も歓迎いたします。

ご都合のよい時刻からご参加下さい。

第1部

午後3時 〜 3時半    おつとめ

              本堂でご一緒にお経と念佛を唱えます。


第2部

午後3時半〜4時半     おはなし

              「『浄土勤行式』を読む」その1  梶田真章


第3部

午後4時45分〜5時45分 「ゆらぎ」

              尺八:岩本みち子、箏:伊藤志野


「楠田名保子 法然院・二胡コンサート『心弦流韻』」

11月28日(土)

午後6時(午後5時半開場・午後7時半終演予定)

演目


蘇州夜曲、二泉映月、庭の千草、オリジナル 他

於 本堂

参加費 3500円(ご予約 3000円)

定員 60名(先着順)

お申し込みは前川さん[e-mail:d06285@nifty.com hp.080-3761-3960]まで

特別企画:「ミニコンサート」


午後4時から15分間 

於 法然院 山門前

立ち見

参加無料

雨天中止


「クメール伝統織物研究所(IKTT)展示会・販売会」

11月29日(日)

正午〜午後4時 

於 本坊

 IKTTの活動はカンボジアの内戦の中で途絶えかけていた伝統織物の復興を課題に1995年に始まりました。2000年からは拠点をシエムリアプに移し、若い世代への伝承を行っています。

http://ikttjapan.blogspot.jp/


「阿満利麿著『私のよりどころ』を読む」

12月 3日(木)

午後1時半〜3時45分 

参加料 御志納

於 本坊

テキストを事前にお読み下さい。テキストをご希望の方はお申し越し下さい。お送りいたします。


「第64回 善気山専修(せんじゅ)念佛塾」
『選択本願念佛集』を読む その4 第3章」

12月 6日(日)

午後3時〜6時 

於 本坊

午後3時〜3時20分  念佛一会(いちえ)  本堂にて念佛を唱えます。

午後3時半〜6時    講話会        講師:梶田真章   
                       後半は対話によって深めます。

参加料 1000円(当日、お納め下さい。)

お申し込み:電話、e-mailにて法然院サンガまで

テキスト『選択本願念仏集』(阿満利麿訳・解説)(角川ソフィア文庫)を
購入される方は別に700円が必要です。


「成道会(じょうどうえ)」

12月 8日(火)

午前10時半

 お釈迦さまの成道(悟りを得られたこと)を讃え、報恩感謝の念を込めて本堂で法要を厳修し、経蔵に参拝いたします。準備の都合上、ご参加下さる方は12月5日までに必ずご予約下さい。


「東北関東大震災物故衆生月忌追悼法要」

12月11日(金)

午前11時 

参加 御志納

於 本堂

 地震発生から9年9ヶ月。追悼や復興への決意を何らかの形で表現されたい方はお集まり下さい。

 志納されたお金は「いわき放射能市民測定室たらちね」へ寄付いたします。


特に記載のない限り、会場は法然院です。

ご予約は24時間、電話、FAX、E-mailにて承ります。

〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地 法然院 内
法然院サンガ

Tel. 090-1899-3689   Fax. 075-752-1083
E-mail:Byakurenja@aol.com
E-mail:byakurenja25@docomo.ne.jp
法然院のホームページ http://www.honen-in.jp/
法然院森のセンターのホームページ http://fieldsociety.la.coocan.jp/


郵便振替口座

口座記号番号:01050?4?60318

加入者名:本山獅子谷法然院(ほんざんししがたにほうねんいん)


ゆうちょ銀行 一〇九(イチゼロキュウ)店

当座預金 口座番号:0060318

名義:本山獅子谷法然院


法然院サンガ一覧へ!

TOPページへ!


お問い合わせ

〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
TEL: 075-771-2420 FAX: 075-752-1083
E-mail: Byakurenja@aol.com