法然院サンガ: 186

法然院サンガからのご案内

N-0186-J

2008年 6月 4日 更新
(2008年 6月 9日 追加)

法然院サンガ

 南無阿弥陀佛。

 既に梅雨に入り紫陽花の季節が近づいてまいりました。いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

 サンガはサンスクリットで共同体を意味する言葉です。漢字では僧伽(そうぎゃ)と書き、これを略したのが僧です。従って元来の僧は出家者個人を表わす言葉ではなく、佛教を信じ、実践する人々の集いを意味していました。ブッダ・佛(真理に目覚めた人)、ダルマ・法(真理・教え)、サンガ・僧の三宝を敬うことが佛教者の最も基本的な態度として定められておりますが、僧を敬うとは仲間を大切にすることを意味しています。800年前に法然上人は「どんな人間でも『南無阿弥陀佛』と唱えれば阿弥陀佛の願いの力〔他力〕によって阿弥陀佛の浄土である極楽に往生(往き生まれること)し、阿弥陀佛のお導きによって悟らせていただくことができる、『南無阿弥陀佛』を申せるように生きよ。」と教えられました。法然上人の佛教では『南無阿弥陀佛』と唱えながら何を願い、如何に実践して生きてゆくのかは個々の意思に任されています。出口の無い戦い、痛ましい事件が続きますが、お釈迦さまが説かれた縁起(生かされて生きている)という真理を実感し、慈悲(生きとし生けるものに対する分け隔ての無い大いなる友愛と心を寄り添わせる同情)の精神を持ち、他人ではなく仲間とともに生きる社会であるという意識を持って、こだわらず、みかえりを求めず、生かされていることの感謝の表現として、出来るときに、出来る対象に、出来るかたちで、布施〔法施(教えを説く)・財施(金品を差し出す)・無財施(柔和な顔、穏やかな眼差し、身体を使う等)・無畏施(安心を与える)〕に代表される菩薩行を実践することを理想としつつ、煩悩にまみれ善悪ではなく損得ばかり考えて生きている自己中心的な己の現実を見つめながら、法然院という場をお預かりし、信仰、学び、安らぎ、出会いの場として皆様方と集い、少しでも心豊かに暮らせる社会となりますよう微力ながら精進してまいりたく存じております。下記の通り、ご参詣をお待ち申し上げております。心の潤いと糧の補給にお立ち寄り下さい。合掌

                                    梶田真章

ラジオ番組のご案内

 ラジオ番組「京都三条・ボンズカフェ」【NPO京都コミュニティー放送「京都三条ラジオカフェ」(京都市中京区御幸町通三条下ル東側)周波数 FM 79.7 MHz[京都市中心部でのみ聴取可能] 毎週火曜日午後10時〜11時生放送【進行:杉若恵亮(亀岡市 法華寺住職)、助手:岡 舞・中森陽子・野津亜希子(大学生)、横槍:梶田真章(法然院住職)】を放送中です。

 インターネット(http://www.radiocafe.jp/bonzecafe/index.html)では土曜日以降にその週の放送内容をお聞きいただけます。番組へのご投稿(佛教や寺院に関するご質問、リクエスト曲など)〔宛先 Fax.075-213-6433 E-mail:bonze@radiocafe.jp  〒604-8082 中京区三条通御幸町角1928ビル 京都三条ラジオ・カフェ「ボンズカフェ」係〕を心よりお待ちいたしております。

 また、番組の年間サポーター(年会費 12000円)も募っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。合掌

                                    梶田真章

拙著 “ありのまま” が増刷されました

 編集者の村松美賀子さんが私へのインタビューを本にまとめて下さり、2006年2月に出版された“ありのまま〜ていねいに暮らす、楽に生きる。〜”〔Mリトルモア〕が増刷されました。2000年に木村伊兵衛賞を受賞された写真家、鈴木理策さんの写真も光彩を放っております。[著者:梶田真章、構成・文:村松美賀子、企画:三枝克之、アートディレクション:白石良一、デザイン:井崎亜美、編集:大嶺洋子、田中祥子] 頒価は1500円です。郵送ご希望の方は電話・ファクシミリ・E-mailでお申し越し下さい。郵便振替用紙を同封し、お送りいたします。代金は送料共で1800円です。ご一読いただければ幸いです。合掌      梶田 真章

御寄付のお願い

 当院の伽藍の維持は檀信徒からの布施によってなされておりますが、境内の環境保全につきましては広く御寄付を募っております。御寄付いただいた方への特典は設けておりませんが「法然院サンガ賛助会員」として登録させていただき、折々にご案内を差し上げてゆきたく存じております。ご協力いただける方は、郵便振替用紙の通信欄に「寄付」とご記入いただき、お払い込み下さい。何卒宜しくお願い申し上げます。

郵便振替口座番号:01050−4−60318  加入者名:本山獅子谷法然院


「あめつちのうた」

 6月7日(土)

午後6時半(午後6時開場)

於 方丈

出演 :えま(うた,二胡) & 慧奏(ピアノ、パーカッションなど)

参加料  前売 2500円  当日 3000円

(学生 各1000円引、小学生以下 無料)

お問い合わせTel.070-5500-1011

( HYPERLINK "http://sound.jp/uzura/" t "_blank" うずら音楽舎)


「優游(ゆうゆう)そらが笑ってる―母娘展」

 6月10日(火)〜15日(日)

午前10時〜午後4時

於 講堂

無料

押花:西島羊胡  奏咲詩画:西島任優美

  そらが笑ってる  静かに笑ってる

  風になって  花になって  水になって

  そらが笑ってる  静かに笑ってる

  わたしになって  あなたになって  またもとのそらになって

  そらが笑ってる  静かに笑ってる

西島羊胡・任優美 〒601−1121 京都市左京区静市静原町732  Tel.&Fax.075-741-3338


「いま、ビルマで起きていること」
―私たちとのつながりを考えるー

 6月14日(土)

午後3時〜5時半

於 本坊

お話

阪南大学 国際コミュニケーション学部准教授 守屋友江 さん

内容

5月に起きた大型サイクロンによる被災者が数十万人に及ぶにも関わらず、国際支援を容易に受け入れないビルマ軍事政権。昨夏には、僧侶による街頭デモが全土で行われましたが、「仏教国」のビルマでは僧侶もまた弾圧の対象となっています。そうした状況を知るとともに、彼らを民主化への願いが何に支えられているのか、また私たちとビルマはどのようにつながっているのか、私たちにできる支援にはどういうあり方が考えられるか、皆さんと話し合うことができればと思っています。     2008/06/04

参加料:1000円(資料代、難民キャンプへのカンパとして)

お申し込み不要です。多数お集まり下さい。


「パフォーマンス BIG FOOT ACTION」

 6月14日(土)

午後4時〜5時

於 庫裏玄関

出演:折元 立身(おりもと たつみ)

参加 無料

ご予約不要です。

お問い合わせは、折元さん[Tel.044-333-0271]まで


「rimacona concert」

 6月15日(日)

午後7時半(午後7時開場)

於 方丈

出演

rimacona:柳本奈都子(ヴォーカル)
原摩利彦(ピアノ)

ゲスト

ヴァイオリン:井前 慶子
パーカッション:中田 丈次
コントラバス:三井 脩平

参加料

事前予約 1500円(電話・メール)  当日 1800円*

(*予約が定員80名に達した場合、当日券の販売はありません)

ご予約/お問い合わせ   080-5313-1996(原)

rimacona@mac.com    http://www.rimacona-lab.com/


「ふたり展」

 6月17日(火)〜22日(日)

午前10時〜午後4時(22日は午後3時まで)

於 講堂

無料

塗師:西海彰丈

KOTOBA:ふじた 結宇

連絡先:西海、藤田

京都市山科区竹鼻堂ノ前町27−1 Tel.075-584-1192


「阿満利麿 著 『仏教と日本人』 を読む」

 6月19日(木)

午後1時半〜3時45分

於 方丈

講師:梶田真章

参加料 志納(初めての方はテキスト代として別に 700円が必要です。)


naomi & goro
“Bossa Nova Songbook1”
release tour

6月20日(金)

午後7時半(午後6時半開場)

於 方丈

出演 布施 尚美、伊藤 ゴロー

参加料 3000円

ご予約はメールにて。

タイトルを[6月20日京都ライブ予約]、本文に[お名前、人数]を記入し、live@naomiandgoro.jp まで。


「京の雫・風鈴の音と祈り唄」
〜京のお寺より願いを込めて〜

6月21日(土)

午後6時〜8時半(午後5時開場)

於 本坊

出演 風音(かざおと):風鈴演奏&ケーナ

神人(かみひと):ボーカル&アコースティックギター

キース:パーカッション

参加料 2500円(限定 50名)

お問い合わせ&お申し込み:神人ネットワーク京都事務局

Tel.&Fax.075-465-8323 E-mail:vegetarian@rio.odn.ne.jp


「第135回 善気山念佛会(ぜんきさんねんぶつえ)」

6月26日(木)

午後3時〜5時半 

参加志納

ご予約不要です。プログラムの一部へのご参加も歓迎いたします。

第1部 午後3時〜3時半

    おつとめ    本堂でご一緒にお経を唱えます。

第2部 午後3時半〜4時15分

    おはなし    「各宗の祖師の言葉」 梶田真章

第3部 午後4時半〜5時半

    落語      出演  桂よね吉さん

桂 よね吉

1995年12月13日、桂 吉朝に入門。96年4月10日、大阪大融寺「吉朝学習塾」にて「東の旅・発端」で初舞台。96年5月〜99年5月、桂米朝宅で内弟子修行。99年12月、初の自主勉強会「二吉会」開催。99年3月、ABCお笑い新人コンクール新人賞受賞。2001年5月〜6月、わかぎゑふ作・演出 ラックシステム「お祝い」主演。01年11月、NHK月曜ドラマ東野圭吾原作「悪意」出演。02年6月、NHKドラマ「ズッコケ三人組」出演。02年5月〜6月、わかぎゑふ作・演出 ラックシステム「お弁当」出演。04年1月11日、米吉改め よね吉 に。07年10月20日、第22回NHK新人演芸大賞 落語部門 「七段目」にて大賞受賞。07年10月〜08年3月、NHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」に万葉亭柳眉(りゅうび)役で出演。


「第4回 グループいぶきによる邦楽コンサートの夕べ」
『風薫る緑陰によせて』

 6月28日(土)

午後6時

於 本坊

プログラム

錦秋、田毎の月、高麗の春、星空への想い、竹籟五章、東風夜曲


出演

箏・十七絃、三絃
近藤節子、田中美津子、友森明子、堀川優子、森本清子

尺八
加藤 豊、佐々木 翠越、野口 虚琢、細谷 荘月、脇坂 英山

参加 無料

ご予約不要です。

お問い合わせは、野口さん[Tel.075-703-4196]まで


「和の学校 こころ塾 日本文化そもそも」
『盂蘭盆会〜お盆ってなあに?〜』

 7月13日(日)

午後3時〜5時半

於 本坊

講師:梶田真章

定員 50名

お盆の本当の意味は? 先祖は帰って来るのか? お盆は何をするべきなのか?

受講料 和の学校会員 2000円  一般 2500円 (納付は当日受付で)

お申し込みはNPO法人和の学校

[Tel.050-7103-2001 Fax.075-431-7570 E-mail:info@wanogakkou.com]まで


「朝日カルチャーセンター京都 公開講座『私たちと佛教』」

7月16日(水)、8月20日(水)、9月17日(水)

午後3時半〜5時 

講師:梶田真章

於 朝日カルチャーセンター京都(河原町通三条上ル東側 京都朝日会館8階)

講座内容

  7月16日 日本の佛教〜佛教伝来から奈良時代〜

  8月20日 日本の佛教〜平安時代〜

  9月17日 日本の佛教〜鎌倉時代〜   

受講料  8,190円(3回)

お申し込みは朝日カルチャーセンター京都(Tel. 075-231-9693)へ

インターネット予約 http://www.asahi-culture.co.jp


「朝日カルチャーセンター大阪 公開講座『佛教に親しむ』」

7月22日(火)、8月26日(火)、9月30日(火)

午前10時半〜正午 

講師:梶田真章

於 朝日カルチャーセンター大阪(大阪市北区中之島 朝日新聞ビル5階)

〔9月30日は法然院にて〕

講座内容

  7月22日 日本の佛教〜佛教伝来から奈良時代〜

  8月26日 日本の佛教〜平安時代〜

  9月30日 日本の佛教〜鎌倉時代〜     

受講料  8,190円(3回)

お申し込みは朝日カルチャーセンター大阪(Tel. 06-6222-5222)へ

インターネット予約 http://www.asahi-culture.co.jp


特に記載のない限り、会場は法然院です。

ご予約は24時間、電話、FAX、E-mailにて承ります。

〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地 法然院 内
法然院サンガ

Tel. 090-1899-3689   Fax. 075-752-1083
E-mail:Byakurenja@aol.com
法然院のホームページ http://www.honen-in.jp/
法然院森のセンターのホームページ http://www4.ocn.ne.jp/~moricent/


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お問い合わせ

〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
TEL: 075-771-2420 FAX: 075-752-1083
E-mail: Byakurenja@aol.com