法然院サンガ: 179
法然院サンガからのご案内
N-0179-J
2007年11月10日 更新
法然院サンガ
南無阿弥陀佛。
今年も紅葉の見頃は11月の終わり頃になりそうです。20〜30年前は11月10日〜15日頃が紅葉の盛りでしたが、近年は確実に半月くらい遅くなっているようです。暮らし方を変えなければなりませんね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか。 サンガはサンスクリットで共同体を意味する言葉です。漢字では僧伽(そうぎゃ)と書き、これを略したのが僧です。従って元来の僧は出家者個人を表わす言葉ではなく、佛教を信じ、実践する人々の集いを意味していました。ブッダ・佛(真理に目覚めた人)、ダルマ・法(真理・教え)、サンガ・僧の三宝を敬うことが佛教者の最も基本的な態度として定められておりますが、僧を敬うとは仲間を大切にすることを意味しています。出口の無い戦い、痛ましい事件が続きますが、お釈迦さまが説かれた縁起(生かされて生きている)という真理を実感し、慈悲(生きとし生けるものに対する分け隔ての無い大いなる友情と同情)の精神をお持ちいただき、他人ではなく仲間とともに生きる社会であるという意識を持って、こだわらず、みかえりを求めず、生かされていることの感謝の表現として、出来るときに、出来る対象に、出来るかたちで、布施〔法施(教えを説く)・財施(金品を差し出す)・無畏施(安心を与える)〕に代表される菩薩行を実践していただけるよう、法然院という場をお預かりし、信仰、学び、安らぎ、出会いの場として皆様方と集い、生かしてまいりたく存じます。心の潤いと糧の補給にお立ち寄り下さい。お待ち申し上げております。合掌 梶田真章 10月2日(火)に「小学館ウィークリーブック 週刊 古寺を巡る」の第34巻として「法然院」(定価:580円)が発行されました。当院でも取り扱いますのでご参詣の折にご購入いただければ幸いです。郵送をご希望の方は、電話、ファックス、e-mailにてお申し込み下さい。折り返し、郵便振替用紙を同封して送らせていただきますので、900円(送料共)をお払い込み下さい。合掌 梶田真章 ラジオ番組「京都三条・ボンズカフェ」【NPO京都コミュニティー放送「京都三条ラジオカフェ」(京都市中京区御幸町通三条下ル東側)周波数 FM 79.7 MHz[京都市中心部でのみ聴取可能] 毎週火曜日午後10時〜11時生放送【進行:杉若恵亮(亀岡市 法華寺住職)、助手:岡 舞・中森陽子・野津亜希子(大学生)、横槍:梶田真章(法然院住職)】を放送中です。 インターネット(http://www.radiocafe.jp/bonzecafe/index.html)では土曜日以降にその週の放送内容をお聞きいただけます。番組へのご投稿(佛教や寺院に関するご質問、リクエスト曲など)〔宛先 Fax.075-213-6433 E-mail:bonze@radiocafe.jp 〒604-8082 中京区三条通御幸町角1928ビル 京都三条ラジオ・カフェ「ボンズカフェ」係〕を心よりお待ちいたしております。 また、番組の年間サポーター(年会費 12000円)も募っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。合掌 梶田真章 当院の伽藍の維持は檀信徒からの布施によってなされておりますが、境内の環境保全につきましては広く御寄付を募っております。御寄付いただいた方への特典は設けておりませんが「法然院サンガ賛助会員」として登録させていただき、折々にご案内を差し上げてゆきたく存じております。ご協力いただける方は、郵便振替用紙の通信欄に「寄付」とご記入いただき、お払い込み下さい。何卒宜しくお願い申し上げます。 郵便振替口座番号:01050−4−60318 加入者名:本山獅子谷法然院
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「備前焼 横山伸一 作陶展」
11月12日(月)〜18日(日)
午前9時〜午後5時
於 講堂
無料
1961年、岡山県備前市生まれ。日本工芸会正会員。
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「音楽遺産探訪 vol.2」
《特集》
クララ・シューマン「1819〜1896」
11月14日(水)
午後5時(午後4時45分開場)、午後7時(午後6時45分開場)
2回公演
各回 定員70名
於 庫裏玄関
出演
ヴァイオリン:岩渕晴子、チェロ:島津由美、ピアノ:土居由枝
参加料 2000円
プログラム
クララ・シューマン:ピアノトリオ ト短調op.17、
3つのロマンスop.21より第1番 他
お申し込み、お問い合わせ:Office‘N’
Tel.080-5306-0153 Fax.0742-43-7009
羽矢辰夫著
「『スッタニパータ〜さわやかに、生きる、死ぬ〜』を読む」
第3回
11月15日(木)
午後1時半〜3時45分
講師:梶田真章
参加料:志納
(初めての方はテキスト代として別に 1000円が必要です。)
お釈迦さまの生の言葉が集められた「スッタニパータ(経の集成)」を読み、佛教の原点をご一緒に学んでおります。合掌 |
「深川和美 童謡サロン 秋の法然院〜里の秋〜」
11月17日(土)
午後7時(午後6時半開場)
於 庫裏玄関
出演
うた:深川和美 タップ:伊藤敬子
パーカッション:土居秀行 ピアノ:多久雅三
草花:大角素子
会費 ご予約 2000円 当日 2500円
お問い合わせ
アクティブKEI TEL 075-255-6586
童謡サロンのホームページ http://www.doyo-salon.net/
「朝日カルチャーセンター京都 公開講座『私たちと佛教』」
11月21日(水)、12月19日(水)
午後3時半〜5時
講師:梶田真章
於:朝日カルチャーセンター京都
(京都市中京区河原町通三条上ル東側 京都朝日会館8階)
12月19日:「一乗の世界『妙法蓮華経』」 |
有料
お申し込みは朝日カルチャーセンター京都(Tel. 075-231-9693)へ
インターネット予約 http://www.asahi-culture.co.jp
「お寺で楽しく考古学 第16回」
『出雲 VS 大和 〜弥生の青銅器をめぐって〜』
11月21日(水)
午後7時〜9時
於:本坊
講師:佐古 和枝 さん(関西外国語大学 教授)
参加料 1000円
私は現代とは違う時間のものさしで人間の歴史を見つめ続けてきた「考古学」に親しむ集いを以前から寺で持ちたいと願っておりましたが、楽しく明快に考古学の世界へと誘っていただける佐古さんと出会い、実現の運びとなりました。前回からはしばらく、謎に満ちた出雲の国のお話を伺っております。ご参加を心よりお待ち申し上げております。 梶田真章 |
同志社大学大学院修士課程修了。考古学専攻。考古学の成果を広く一般に伝えるために、研究・執筆の傍ら、 市民講座やイベントを企画・主催する。著書は「ようこそ考古学の世界へ」「考古学はたのしい全3巻」等。 |
ご参加のお申し込みは、法然院サンガまで
「クメール伝統織物研究所 展示報告会」
11月23日(金・祝)〜25日(日)
時間未定〔近づきましたら電話でお問い合わせ下さい。〕
於 庫裏玄関
無料
伝統的なカンボジアの精緻な絣。絵絣の美しさは、他の地域では見られないカンボジア独特の織物です。クメール 王朝から続くこの絹絣の織物技術は、長い内戦やポルポト政権の黒衣の強制で衰退し、餓えで蚕も食べ尽くしたと いいます。1996年1月、京都の友禅職人であった森本喜久男さんが設立され、カンボジアで伝統織物の復興と活 性化に取り組むクメール伝統織物研究所では、次の世代にこの豊かな伝統的な織物文化を伝え、カンボジアの 人々の生活の活性化を願い現在も活動を続けています。復活した織物技術の成果を是非ご覧下さい。 |
クメール伝統織物研究所のホームページ http://iktt.esprit-libre.org/
「クメール伝統織物研究所所長 森本喜久男さんによる報告会」
11月25日(日)
午後2時半
於 本坊
参加無料
「釉裏彩画焼・春秋の器 雨ノ宮洋之 作品展」
11月26日(月)〜12月6日(水)
午前9時〜午後4時半(初日は正午から、最終日は午後4時まで)
於 講堂
無料
工房 〒208−0032 東京都武蔵村山市三ツ木3−29−1
Tel.042-560-8354
「第128回 善気山念佛会(ぜんきさんねんぶつえ)」
11月26日(月)
午後3時
参加志納
ご予約は不要です。
プログラムの一部へのご参加も歓迎いたします。
第1部 午後3時 〜 3時半 おつとめ 本堂でご一緒にお経を唱えます。 第2部 午後3時半〜4時15分 おはなし 「紅葉狩りと宗教心」 梶田真章 第3部 午後4時半 〜 5時半 おんがく イギリスのルネサンス音楽 出演 ソプラノ:平井満美子 リュート:佐野健二
*10月に発売された新しいCD
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「朝日カルチャーセンター大阪 公開講座『佛教に親しむ』」
11月27日(火)、12月25日(火)
午前10時半〜正午
講師:梶田真章
於:朝日カルチャーセンター大阪
(大阪市北区中之島 朝日新聞ビル5階)
〔11月27日は法然院にて〕
11月27日:「凡夫の自覚に生きる『観無量寿経』」 12月25日:「一乗の世界『妙法蓮華経』」 |
有料
お申し込みは朝日カルチャーセンター大阪(Tel. 06-6222-5222)へ
インターネット予約 http://www.asahi-culture.co.jp
「第7回 善気山 専修念佛(せんじゅねんぶつ)塾」
『二河白道(にがびゃくどう)の譬え』
11月30日(金)
午後6時半〜9時
参加料 1000円
(当日、受付にてお納め下さい。)
午後6時半〜6時50分 念佛一会(いちえ)
本堂にて念佛を唱えます。 午後7時 〜 9時 講話会 書院にて阿満利麿先生の講話を拝聴し、後半は対話によって深めます。 今回は中国浄土佛教の大成者で、法然上人が偏に善導一師に依ると仰がれた善導[613〜681]の主著である『観無量寿経疏』(『観無量寿経』の注釈書)に著された二河白道の譬え〔専修念佛者の信心と往生のありさま〕について学び、自己の信心のありようを問います。ご参加をお待ち申し上げております。 合掌 梶田真章 |
1939年、京都市生まれ。京都大学教育学部卒業後、NHK入局。社会教養部チーフ・ディレクターを経て、1987年4月より2006年3月まで明治学院大学国際学部教授。日本思想史専攻。特に日本人にとっての宗教の意味を探究されている。 著書「中世の真実〜親鸞・普遍への道〜」(人文書院)、「宗教の深層〜聖なるものへの衝動〜」(人文書院、ちくま学芸文庫)、「宗教が甦るとき」(毎日新聞社)、「柳 宗悦(シリーズ民間日本学者) 美の菩薩」(リブロポート)、「法然の衝撃」(人文書院)、「宗教の力」(角川選書)、「国家主義を超える〜近代日本の検証〜」(講談社)、「日本人はなぜ無宗教なのか」(ちくま新書)、「法然を読む〜『選択本願念佛集』講義〜」(角川書店)、「人はなぜ宗教を必要とするのか」(ちくま新書)、「信に生きる 親鸞(仏教を生きる 9)」(中央公論新社)、「社会をつくる仏教〜エンゲイジド・ブッディズム〜」(人文書院)、「無宗教からの『歎異抄』読解」(ちくま新書)、「宗教は国家を超えられるか」(ちくま学芸文庫)、「選択本願念仏集〜法然の教え〜」(角川ソフィア文庫)
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お申し込み 電話、E-mail にて事前に下記までお申し込み下さい(ファックスは不可です)。
定員70名です。定員になり次第、締め切らせていただきます。ご了承下さい。
Tel.075-771-2420 E-mail:Byakurenja@aol.com
「成道会(じょうどうえ)」
12月8日(土)
午後2時
報恩感謝の気持ちを込めて本堂にて法要を厳修し、 経蔵の釈迦如来像に参拝いたします。 |
ご参詣いただける方は事前に電話でお申し込み下さい。
〔Tel.075−771−2420〕
特に記載のない限り会場は法然院です。
ご予約は24時間、電話、FAX、E-mailにて承ります。
〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地 法然院 内
法然院サンガ
Tel. 090-1899-3689 Fax. 075-752-1083
E-mail:Byakurenja@aol.com
法然院のホームページ http://www.honen-in.jp/
法然院森のセンターのホームページ http://www4.ocn.ne.jp/~moricent/
お問い合わせ
〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
TEL: 075-771-2420 FAX: 075-752-1083
E-mail: Byakurenja@aol.com