法然院サンガ: 176
法然院サンガからのご案内
N-0176-J
2007年 8月 6日 更新
法然院サンガ
南無阿弥陀佛。
境内の蓮が例年より早く咲き終わりました。本堂の散華は木槿(むくげ)です。サンガはサンスクリットで共同体を意味する言葉です。漢字では僧伽(そうぎゃ)と書き、これを略したのが僧です。従って元来の僧は出家者個人を表わす言葉ではなく、佛教を信じ、実践する人々の集いを意味していました。ブッダ・佛陀(真理に目覚めた人)、ダルマ・法(真理・教え)、サンガ・僧の三宝を敬うこと〔南無三宝=帰依佛、帰依法、帰依僧〕が佛教者の最も基本的な態度として定められておりますが、僧を敬うとは仲間を大切にすることを意味しています。お釈迦さまが説かれた縁起(生かされて生きている)という真理を実感し、慈悲(生きとし生けるものに対する友情と同情)の精神をお持ちいただき、他人ではなく仲間とともに生きる社会であるという意識を持って菩薩行を実践していただけるよう、法然院という場をお預かりし、信仰、学び、安らぎ、出会いの場として皆様方と集い、生かしてまいりたく存じます。心の潤いと糧の補給にお立ち寄り下さい。 合掌 梶田真章 ラジオ番組「京都三条・ボンズカフェ」【NPO京都コミュニティー放送「京都三条ラジオカフェ」(京都市中京区御幸町通三条下ル東側)周波数 FM 79.7 MHz[京都市中心部でのみ聴取可能] 毎週火曜日午後10時〜11時生放送【進行:杉若恵亮(亀岡市 法華寺住職)、助手:岡 舞(京都女子大学学生)、福嶋香耶(佛教大学学生)、横槍:梶田真章(法然院住職)】を放送中です。 インターネット(http://www.radiocafe.jp/bonzecafe/index.html)では土曜日以降にその週の放送内容をお聞きいただけます。番組へのご投稿(佛教や寺院に関するご質問、リクエスト曲など)〔宛先 Fax.075-213-6433 E-mail:bonze@radiocafe.jp 〒604-8082 中京区三条通御幸町角1928ビル 京都三条ラジオ・カフェ「ボンズカフェ」係〕を心よりお待ちいたしております。 また、番組の年間サポーター(年会費 12000円)も募っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。合掌 梶田真章 編集者・フリーランスの村松美賀子さんが私へのインタビューを本にまとめて下さり、此度、“ありのまま〜ていねいに暮らす、楽に生きる。〜”という題で(株)リトルモアから出版されました。2000年に木村伊兵衛賞を受賞された写真家、鈴木理策さんの写真も光彩を放っております。 [著者:梶田真章、構成・文:村松美賀子、企画:三枝克之、アートディレクション:白石良一、デザイン:井崎亜美(白石デザイン・オフィス)、編集:大嶺洋子・田中祥子、発行人:孫 家邦] 頒価は 1575円(税込)です。新春早々に書店に並びました。寺でも取り扱っております。郵送ご希望の方は電話・ファクシミリ・E-mailでお申し越し下さい。郵便振替用紙を同封し、お送りいたします。代金は送料共で1800円です。ご一読いただければ幸いです。 合掌 梶田真章 当院の伽藍の維持は檀信徒からの布施によってなされておりますが、境内の環境保全につきましては広く御寄付を募っております。御寄付いただいた方への特典は設けておりませんが「法然院サンガ賛助会員」として登録させていただき、折々にご案内を差し上げてゆきたく存じております。ご協力いただける方は、郵便振替用紙の通信欄に「寄付」とご記入いただき、お払い込み下さい。何卒宜しくお願い申し上げます。 郵便振替口座番号:01050−4−60318 加入者名:本山獅子谷法然院 本年も7月25日(水)〜29日(日)に「善気山遊びの寺子屋〜お寺でなんかやったはる〜」を開きます。詳細は別紙の通りですが、期間中にお手伝いいただくボランティアスタッフを募集しております。ご協力いただける方は、事務局の法然院森のセンター〔Tel.075-752-4582、Fax.075-752-4583、moricent@deluxe.ocn.ne.jp〕までお申し込みいただければ幸いです。また運営費につきましてご支援を賜わりたく、カンパを募っております。郵便振替用紙の通信欄に「寺子屋カンパ」とご記入の上、御志を下記までお寄せ下さい。どうぞ宜しくお願い申し上げます。 合掌 梶田真章
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「法話『お盆〜死者はお墓の中に?山に?千の風に?〜』」
8月5日(日)
午後1時半〜3時半
講師:梶田真章
参加志納
「小さな写真展 その形を見る II 」
8月24日(金)〜9月2日(日)
午前10時〜午後4時
於 講堂
無料
電子顕微鏡でのぞいた様々な生きものの写真が展示されます。
関連企画
9月2日(日) 午後1時〜3時
「小さな鑑賞会」「生きもの」、「見ること」について語ります。
出演予定:島田達生(大分大学医学部)、松田由布(写真家)、梶田真章
定員:50名 先着順
連絡先:京都大学大学院生命科学研究科生命文化学研究室
小さな写真プロジェクト
Tel.075-753-9244
E-mail:biosoc@lif.kyoto-u.ac.jp
URL http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~kato
「地蔵盆(じぞうぼん)」
8月24日(金)
午後2時
参詣者が輪になって大きな数珠を回しながら『南無地蔵大菩薩』と唱え、お地蔵 さまの徳を讃えます。お子さま連れで多数ご参詣下さい。東野健一さんによるインド風の紙芝居もお楽しみいただけます。準備の都合上、ご参加いただける方は、8月21日までにご一報下さい。 |
「第17回 夜の森の教室『遠くて近い国の語りべ』」
〜子どもも楽しむ〜
8月24日(金)
午後7時〜9時
於 方丈
お話と実演:インド風巻物紙芝居師 東野 健一
参加料 一般:1000円 高校生・大学生:500円 中学生以下:無料
ご予約は法然院サンガまで
夜の法然院は、フクロウやムササビの鳴き声が聞こえ、昼間とはまた違った雰囲気を醸し出しており、その風土に浸るだけで「人間も生物の一つの種にすぎない」という科学的真理を謙虚に承認できる場です。第17回の講師として昨年8月以来1年ぶりに東野健一さんをお招きいたします。大きな声と豊かな表情で語られる紙芝居の魅力に触れて下さい。多数のご参加をお待ち申し上げております。 合掌 梶田真章 |
東野 健一:ポトゥア(絵巻物師)。1947年、神戸市長田生まれ。1987年(40才)、住みなれた会社を辞め絵描きになる。この年、ポトゥア(絵巻物師)に出会う。1989年、最初のポト(おおかみの魂)上演する。1994年、インド・タイ・ベトナムを巡り演ずる。1995年、関西大震災と神戸で遭遇。この年「遠くて近い国の語りべ」共同企画(インドよりポトゥアを迎えて一ヶ月全国ツアー)。1996年、1997年、インド西ベンガル州に渡り、巻物絵本「灯つけとうか」制作。1999年、AKJに参加(フランス マルセイユで演ずる)。2000年、AKJに参加(フランス マルセイユ、スイス ベルンで演ずる)。台湾 中華民国視覚芸術協会に企画「台湾大震災の被災者の心のケアーを図るプロジェクト」に参加。2001年、アジアの人形芝居第九回「信州 黒田人形」にて人形浄瑠璃との共演(演目 鎌倉三代記)。台湾 新竹市「Drama Festival」参加。2002年、スリランカで「絵本作家養成セミナー」参加(主催 スリランカの教育を支援する会)。 |
「第125回 善気山念佛会(ぜんきさんねんぶつえ)」
8月26日(日)
午後3時
参加志納
ご予約は不要です。プログラムの一部へのご参加も歓迎いたします。
第1部 午後3時 〜 3時半
おつとめ 本堂でご一緒に木魚をたたきます。 第2部 午後3時半〜4時15分 おはなし 「菩薩のこころ」 梶田真章 第3部 午後4時半 〜 5時半 おんがく 出演 シンガーソングライター・僧侶:鈴木君代さん |
鈴木君代:京都市北区生まれ。
10歳でギターを始め、真宗大谷派(本山:東本願寺)宗務所に勤務する傍ら、
音楽活動を続けている。CDに「いのちの花を咲かせよう」など。
「第18回 夜の森の教室『夜の闇にゴリラの歌を聴いてみよう』」
8月27日(月)
午後7時〜9時
於 方丈
お話:京都大学大学院理学研究科教授、日本霊長類学会会長 山極 寿一 先生
参加料 一般:1000円 高校生・大学生:500円 中学生以下:無料
ご予約は法然院サンガまで
1952年、東京生まれ。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。カリソケ研究センター客員研究員、(財)日本モンキーセンター・リサーチフェロー、京都大学霊長類研究所助手を経て、現在、京都大学大学院理学研究科教授。日本霊長類学会会長。アフリカ各地でゴリラの野外研究に従事。現在はゴリラとチンパンジーが熱帯林の同じ場所でどのように共存しているか、他の生物といかに共進化してきたかを研究している。 類人猿の行動や生態をもとに初期人類の生活を復元し、人類に特有な社会特徴の由来を探っている。 著書は「森の巨人」(歩書房)、「ゴリラ〜森に輝く白銀の背〜」(平凡社)、「ゴリラとヒトの間」(講談社現代新書)、「家族の起源〜父性の登場」(東京大学出版会)、「食の進化論〜サルはなにを食べてヒトになったか」(女子栄養大学出版部)、「ゴリラの森に暮らす〜アフリカの豊かな自然と知恵〜」(NTT出版)、「父という余分なもの」(新書館)、「ゴリラ雑学ノート」(ダイヤモンド社)、「ジャングルで学んだこと〜ゴリラとヒトの父親修行〜」(フレーベル館)、「オトコの進化論」(ちくま新書)、「ゴリラ」(東京大学出版会) など。 |
「朝日カルチャーセンター大阪 公開講座『佛教に親しむ』」
8月28日(火)、9月25日(火)
午前10時半〜正午
講師:梶田真章
於 朝日カルチャーセンター大阪(大阪市北区中之島 朝日新聞ビル5階)
〔9月25日は法然院にて〕
講座内容
8月28日 拘らずに生きる『般若経』
9月25日 ありのまま『無量寿経』
受講 有料
お申し込みは朝日カルチャーセンター大阪(Tel. 06-6222-5222)へ
インターネット予約 http://www.asahi-culture.co.jp
「朝日カルチャーセンター大阪 公開講座『私たちと佛教』」
8月29日(水)、9月19日(水)
午後3時半〜5時
講師:梶田真章
於 朝日カルチャーセンター京都(河原町通三条上ル東側 京都朝日会館8階)
〔9月25日は法然院にて〕
講座内容
8月29日 拘らずに生きる『般若経』
9月19日 ありのまま『無量寿経』
受講 有料
お申し込みは朝日カルチャーセンター京都(Tel. 075-231-9693)へ
インターネット予約 http://www.asahi-culture.co.jp
「風の楽団 法然院コンサート」
9月1日(土)
午後6時半
於 本坊
出演:えま、慧奏、岡野弘幹、杉山八郎、中村 岳、山本 公成
参加料 前売り予約 2500円 当日3000円
チケット予約は、お名前、連絡先、枚数をご記入の上、
Fax:0774-55-7480または、0723-36-5686にて前日(8月31日)まで受け付けます。
お問い合わせは、0723-36-5686(パルスジェット・レーベル)まで
「噺家生活30周年記念 第13回 桂都丸 法然院落語の宴」
9月17日(月・祝)
午後2時(午後1時半開場)
於 方丈
桂 都丸『宿題 桂 三枝 作』、『寝床』
桂 吉の丞『開口一番』
有志一同『桂 都丸を語る』
参加料 ご予約 2500円 当日 3000円
ご予約は、法然院サンガまで
羽矢辰夫著
「『スッタニパータ〜さわやかに、生きる、死ぬ〜』を読む」
第1回
9月20日(木)
午後1時半〜3時45分
講師:梶田真章 参加料 志納(テキスト代として別に 1000円が必要です。)
7月に法然上人の「選択本願念佛集」を読み終えました。
9月からは、ブッダ(お釈迦さま)の生の言葉が集められた
「スッタニパータ(経の集成)」を読み、
佛教の原点をご一緒に学びたいと思います。
ご参加をお待ち申し上げております。合掌
「第6回 善気山 専修念佛(せんじゅねんぶつ)塾」
『観無量寿経のこころ』
9月23日(日・祝)
午後2時〜4時半
午後2時〜2時20分 念佛一会(いちえ)
本堂にて念佛を唱えます。 午後2時半〜4時半 講話会 書院にて阿満利麿先生の講話を拝聴します。 |
今回は彼岸の中日に因み、『観無量寿経』の真髄について学びます。
ご参加をお待ち申し上げております。合掌 梶田真章
参加料:1000円 (当日、受付にてお納め下さい。)
電話、E-mail にて事前に下記までお申し込み下さい(ファックスは不可です)。
定員100名です。定員になり次第、締め切らせていただきます。ご了承下さい。
Tel.075-771-2420 E-mail:Byakurenja@aol.com
特に記載のない限り会場は法然院です。
ご予約は24時間、電話、FAX、E-mailにて承ります。
〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地 法然院 内
法然院サンガ
Tel. 090-1899-3689 Fax. 075-752-1083
E-mail:Byakurenja@aol.com
法然院のホームページ http://www.honen-in.jp/
法然院森のセンターのホームページ http://www4.ocn.ne.jp/~moricent/
お問い合わせ
〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
TEL: 075-771-2420 FAX: 075-752-1083
E-mail: Byakurenja@aol.com