法然院サンガ: 133
法然院サンガからのご案内
N-0133-J
UPDATE: 2004/01/06
法然院サンガ
南無阿弥陀佛。境内に380名の参拝者による心のこもった鐘の音が響き、新年を迎えました。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
サンガは、サンスクリット語で共同体を意味する言葉です。したがって、元来の僧は出家者一人一人を表わす言葉ではなく、佛教を信ずる人々の集いを意味しました。 佛(真理を悟った人)・法(真理・教え)・僧の三宝を敬うことが佛教者の最も基本的な態度として定められておりますが、僧を敬うとは仲間を大切にすることを意味しているのです。 法然院には、皆様方の日常とは違う、ゆったりとした時間が流れていると思います。心の潤いと糧の補給にお立ち寄り下さい。 但し、冬の寺は冷えます。くれぐれも防寒にご留意の上、お出まし下さい。お待ち申し上げております。合掌 法然院 住職 梶田真章
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「無窮の彼方へ流れゆく時を、めぐる季節で確かに感じることができる。
自然とは、何と粋な計らいをするのだろうと思う。
一年に一度、名残り惜しく過ぎゆくものに、この世で何度めぐり合えるのか。
その回数をかぞえるほど、人の一生の短さを知ることはないのかもしれない。」
星野 道夫
1月11日(日) 午後4時半(午後4時開場)
二重奏と独奏でお楽しみいただきます。
参加料 1000円
出演
オーボエ:呉山 平煥(京都市交響楽団)
箏 :福原 左和子
「2004年 法然院サンガ 新年会」
1月11日(日) 午後6時
どなたでもご参加いただけます。
参加料 2000円
各自、交換用のプレゼント(予算ご自由)を一品ご持参下さい。
差し入れも歓迎いたします。
ご参加いただける方は、準備の都合上、法然院サンガへ前日までに必ずご予約下さい。
「兵庫県南部地震 物故衆生追悼の集い」
1月16日(金) 午後4時〜6時
当院では震災後、1ヶ月、3ヶ月、初盆、一周忌、一周忌以降は毎年1月16日か
17日に追悼の集いを開いて参りました。本年も下記の通り行います。
ご参詣をお待ち申し上げます。ご都合の良い時刻からご参加下さい。
第1部 午後4時 「兵庫県南部地震10回忌 物故衆生追悼法要」
於:本堂
もう9年、まだ9年。心から追悼の気持ちを表したく存じます。
本年は先のイラン大地震で他界された皆様方も合わせて追悼いたしたく存じます。
第2部 午後4時45分 「兵庫県南部地震の被災地に向けて追悼と希望の鐘を鳴らす」
於:鐘楼
第3部 午後5時15分 「追悼演奏」
揚琴(ようきん・ヤンチン):友枝 良平
揚琴は、ペルシアにルーツを持つ中国の打弦楽器。
台形の箱に張られた60〜160本の金属弦を2本の竹製のバチで
打ち鳴らします。弦は2〜5本1組で一つの音に調律され、それらが同時に
打たれることで共鳴し、非常に繊細で深く余韻の長い響きを
生み出します。友枝さんが奏でる揚琴の響きに、震災でこの世から失われた
いのちとご自身のいのちとの共鳴を感じていただければと存じます。
「memento mori」
1月17日(土)〜2月1日(日)
午前11時〜午後4時
於 講堂
無料
袴田 京太朗の「奈落の水」 と 堀部 安嗣の「伊豆高原の家」
伊豆半島の東、かなたに海を望むなだらかな丘陵地に「memento mori」という名の小さな家がある。
いまから5年ほど前のこと、「闇」や「記憶」を手がかりにして、その空間はつくられ、
彫刻「夜の誕生」がひっそりとおかれた。この「memento mori」の佇まいを写真や模型などで
慎ましくあらわすとともに、江戸時代には浴室として使われていた講堂の空間と、
300年の蓄積された時間のなかに、2004年の彫刻「奈落の水」がおかれます。
企画 森 桜/森オフィス
お問合わせ 森オフィス morisakura@nifty.com
Tel.&Fax. 03-3536-7085, 075-411-8298
「玉城 康四郎 著 『華厳入門』を読む」第8回
1月22日(木)
午後1時半〜3時半
講師:梶田 真章
参加料:志納
於 本坊
奈良の大佛さま(盧舎那佛)は華厳経の本尊であり、東大寺は華厳宗大本山です。
「一即一切、一切即一」を説く華厳経の世界に浸ってみたいと思います。
ご参加をお待ち申し上げております。
「第82回善気山念佛会
(ぜんきさんねんぶつえ)」
1月26日(月) 午後3時
参加志納
ご予約不要です。プログラムの一部へのご参加も歓迎いたします。
第1部 午後3時〜3時半
おつとめ 本堂でご一緒に礼拝をいたします。
第2部 午後3時半〜4時15分
おはなし 「法然上人のご生涯」
第3部 午後4時半〜5時半
ビデオ鑑賞会 『いのちの響 生命交響楽』他
「朝日カルチャーセンター大阪
公開講座『佛教に親しむ』」
1月27日(火)/2月24日(火)/3月30日(火)
午前10時半〜正午
講師:法然院 梶田真章
受講料 8,190円(3回)
於 1/27・2/24は朝日カルチャーセンター大阪
(大阪市北区中之島 朝日新聞ビル)
3/30は法然院にて
講座内容
1月27日 お釈迦さまのご生涯
2月24日 佛・菩薩の履歴書
3月30日 佛教を巡る司馬遼太郎さんとの対話
お申し込みは、朝日カルチャーセンター大阪(Tel. 06-6222-5222)へ
「彫刻4人展」
2月9日(月)〜15日(日)
午前10時〜午後5時(最終日は午後4時まで)
於 講堂
無料
大杉 直・西 卓男・久木一直・藪下 実
「田島征三 『ガオ』 原画展」
2月14日(土)〜22日(日)
【16日、17日は休館】
午前10時〜午後5時
於 法然院森のセンター
無料
“ガオ”という吠える声のエネルギーが数え切れないほどの木の実で画面一杯に表現されています。
「第120回 法然院森の教室
『田島征三さんが語る マブイ
〜木の実が教えてくれたこと』」
2月22日(日)
午後2時〜4時
於 本坊
参加料 1000円(中学生以下は無料)
定員 100名
木の実は ナニに なろうとする ぼくは マブイブクロを ぶらさげて
今日も なくした マブイを ひろいあつめている
田島 征三(たしま せいぞう)
1940年、大阪府生まれ。高知で幼少時代を過ごす。
絵本に『ちからたろう』(世界絵本原画展 金のりんご賞)
『ふきまんぶく』(第5回講談社出版文化賞)
『とべバッタ』(絵本にっぽん賞など)、『ふるやのもり』
『だいふくもち』、『しばてん』、『くさむら』
『おおかみのごちそう』、『ガオ』など。
画文集に『きみはナニを探してる?』
エッセイ集に『人生のお汁』、『絵の中のぼくの村』
『森からの手紙』、『日の出の森をたすけて』などがある。
お申し込みは、フィールドソサイエティー(Tel. 075-752-4582)まで
特に記載のない限り会場は法然院です。ご予約は24時間、電話、FAX、E-mailにて承ります。
法 然 院
〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地 法然院 内
Tel. 090-1899-3689 Fax. 075-752-1083
E-mail:Byakurenja@aol.com
法然院のホームページ http://www.honen-in.jp
法然院森のセンターのホームページ http://www4.ocn.ne.jp/~moricent/
お問い合わせ
〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
TEL: 075-771-2420 FAX: 075-752-1083
E-mail: Byakurenja@aol.com