法然院サンガ: 130

法然院サンガからのご案内

N-0130-J

UPDATE: 2003/10/07

法然院サンガ

南無阿弥陀佛。境内はすっかり秋の装いになりました。サンガは、サンスクリット語で共同体を意味する言葉です。

漢字では僧伽(そうぎゃ)と書き、これを略したのが僧です。ですからもともとの僧は、出家者個人を表す言葉ではなく、佛教を信ずる人々の集団を意味しました。

佛(真理を悟った人)・法(真理・教え)・僧の三宝を敬うことが佛教者の最も基本的な態度として定められておりますが、僧を敬うとは仲間を大切にすることを意味しているのです。

法然院には、皆様方の日常とは違った時間が流れていると思います。どうぞ、心の潤いと糧の補給にお立ち寄り下さい。お待ち申し上げております。

法然院 住職 梶田真章


「法然院で 浄土声明 を聴く会」

10月13日(月・祝)午後6時 〜 8時 (午後5時半開場)

於 本坊 (京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30)

出演:七聲会(しちせいかい) 近藤 忠:シンセサイザー

司会   梶田 真章 (法然院 貫主)

参加料:ご予約 1500円/当日 2000円
    高校生以下 500円(ご予約・当日共)

七聲会
  浄土宗総本山知恩院式衆を中心に、浄土宗の声明、法要、儀式を研究する僧侶グループ。
これまで神戸ジーベックホールの「アジアの音楽シリーズ・浄土礼讃とインド音楽」、
国際サイコオンコロジー学会神戸大会でインド音楽との和奏などを行う。
2000年7月に国際交流基金の派遣でイギリス公演ツアーを実施。
City of London Festival や The Sacred Voice Festival の他、
イギリス各地の公演にて好評を得ている。
メンバーは、南忠信、橋本知之、池上良賢、池上良慶、池上良生、
和田文剛、伊藤真浄、清水秀浩、八尾敬俊、佐野眞弘。

ご予約は、法然院 まで
Tel.075-771-2420  Fax.075-752-1083
E-mail:Byakurenja@aol.com


「玉城 康四郎 著 『華厳入門』を読む」第5回

10月16日(木)

午後1時半〜3時半

講師:梶田 真章

参加料 志納

於:本坊

奈良の大佛さま(盧舎那佛)は華厳経の本尊であり、東大寺は華厳宗大本山です。
「一即一切、一切即一」を説く華厳経の世界に浸ってみたいと思います。
ご参加をお待ち申し上げております。


「トリオ・ニテティス 来日バロックコンサート
〜三本のギターによるフランス・バロックの巨匠
シャルル=ルイ・ミオンのオペラ音楽の真髄〜」

10月21日(火)

午後7時(午後6時半開場)

於 庫裏玄関

参加料  ご予約 2000円   当日 2500円

出演:ギター:ミレイュ・ジェラール、アキム・ミゥディ、竹下節子

トリオ・ニテティスの前身であるアンサンブル・フランシリアンは1989年から活動を始めました。
 パリ郊外の国立と市立のコンセルヴァトワールのクラシック・ギター教授と学生有志によって結成され、
パリやパリ郊外、フランスの他地方をはじめ、スペインでも演奏してきました。
阪神大震災の後にノルマンディでチャリティ・コンサートを開き、
パリのインターコンチネンタル・ホテルではエール・フランスが招待した被災児童を対象にした
コンサートに参加しました。トリオ・ニテティスは、このアンサンブルの有志で
18世紀フランス音楽を研究する3人が1994年に結成したものです。
一般のルネサンス曲やバロック曲演奏の他に、研究の過程で発掘した天才音楽家シャルル=ルイ・ミオンの曲を
復権させて世に出すために活動を続けています。 単なる演奏家の集まりではなくて
同時に研究者の集まりであるというユニークな特色を生かして、難解なバロック音楽の再創造に挑んでいます。
その先駆的な活動の成果を守るために、これまで主としてプライベート・コンサートやサロン・コンサートや、
コンセルヴァトワール主催の公演会でのみ演奏をしてきました。
21世紀と共に公開演奏を開始し、この度は日本財団フランス支部の助成金を得て
日本公演が実現することになりました。繊細で知的であると同時に神秘的情念を秘めたミオンの音楽は、
専門家だけでなく一般の日本人の感受性に訴えるものをもっています。
バロック音楽のスタンダード・ナンバーとして愛好されることでしょう。
 是非、フランス・バロック音楽の真髄に出会って下さい。ご参加をお待ち申し上げております。

ご予約は法然院サンガまで


「藤田まさこ 作品展 草木染め・織り」

10月22日(水)〜26日(日)午前10時半〜午後4時

参加無料

紬やショールなどの作品展です。

於 南書院

25日、26日 午後2時〜

中島桃子さんによるフラメンコギター ミニコンサートがあります。

お問い合わせ:Tel. 072-792-4888 http://www.uniteddigital.com/^art/tsumugi/


「第4回 法然院 夜の森の教室
『私以上でもなく、私以下でもない私』」

10月22日(水) 午後7時(午後6時半開場)

お話:随筆家 朴 慶南(パク キョンナム)さん

参加料  志納(投げ銭) 

於 本坊

夜の法然院は、フクロウやムササビの鳴き声が聞こえ、昼間とはまた違った雰囲気を醸し出しており、
その風土に浸るだけで「人間も生物の一つの種にすぎない」という科学的真理を謙虚に承認できる場です。
第4回の講師としてエッセイストの朴 慶南(パク キョンナム)さんをお招きし、
近刊の著書そのままのタイトルで語っていただきます。
殺伐とした事件の多い世の中ですが、人と人の絆の大切さが感じられ、生きる希望を
見出していただける集いになることと存じます。
小・中・高校生のご参加も歓迎いたします。
多数のご参加をお待ち申し上げております。
法然院 住職 梶田真章

朴 慶南(パク キョンナム):

鳥取県生まれの在日韓国人二世。京都で学生生活を送る。
テレビ・ラジオの構成作家、パーソナリティーを経て、文筆活動に。
現在、神奈川県相模原市に住む。
著書 『クミヨ!(ゆめよ)』(未来社)、『ポッカリ月が出ましたら』(三五館)、
『私の好きな松本さん』(三五館)『いつか会える』(毎日新聞社)、
『なんとかなるよ大丈夫』(小学館)、『命さえ忘れなきゃ』(岩波書店)
『クレドサラヤジ』(北水)
『私以上でもなく、私以下でもない私』(2003年11月27日に岩波書店より刊行予定)。

ご予約は、法然院サンガまで

当日参加も可能ですが、会場準備の都合上、出来れば下記の法然院サンガまでご予約下さい。


「奈良県大宇陀町 天益寺復興支援チャリティー
『世界の笛で描く笛曼陀羅コンサート
in法然院』」

10月25日(土) 午後6時(午後5時半開場)

出演 世界の笛:野田 晴彦  ピアノ:佐山 雅弘  ベース:小井 政都志

参加料  ご予約(当日精算) 2500円  当日 3000円

天益寺(てんやくじ):
鎌倉末期創建、小高い丘の上に立つ。
樹齢350年の枝垂桜で知られる。99年1月末に放火により本堂が全焼。

予約お申し込みは、法然院サンガの他、天益寺[Fax. 0745-83-2914]、
逢坂(あいさか)さん[Tel. 070-5504-7308(19時以降)、E-mail:h-aisaka@pdx.ne.jp]まで


「第79回 善気山念佛会(ぜんきさんねんぶつえ)」

10月26日(日) 午後3時〜5時半

参加志納

ご予約不要です。プログラムの一部へのご参加も歓迎いたします。

第1部 午後3時〜3時半 おつとめ  本堂でご一緒にお経を唱えます。
第2部 午後3時半〜4時15分 法話  『法然・親鸞・一遍の言葉』梶田 真章
第3部 午後4時半〜5時半 アーティストと出会う 尺八:石川利光さん

演奏とともに尺八演奏の歴史などのお話も交え、尺八入門といった趣きの集いに
なるかと存じます。是非ご参加下さい。

石川 利光(としみつ)

大阪府出身。琴古流尺八および古典本曲を田嶋直士、横山勝也に師事。
NHK邦楽技能者育成会第37期首席修了。
NHK邦楽オーディション合格。1995年度文化庁芸術インターンシップ研修員。
1996年度大阪府芸術劇場奨励新人。
1997年度第三回全国邦楽コンクール奨励賞受賞。
1993年尺八リサイタル「一管懸命」、1996年第2回尺八リサイタル「尺八浪漫」
1997年第3回リサイタル「SHAKUHACHI HYPER BATTLE」
1999年第4回リサイタル「SHAKUHACHI HYPER BATTLE 2」
2001年第5回リサイタル「不惑」、2002年第6回リサイタル「咆哮」開催。
「福田蘭童作品展」「管絃浪漫」「秋の夜長の尺八本曲」等のコンサートや尺八講習会をプロデュース。
1990年よりインド、アメリカ、スイス、オーストリア、ポーランド、
ベルギー、オーストラリアの各国にて公演。
2000年8月ソロCD「一管懸命〜一尺八寸管による尺八古典本曲」発売。
2002年12月ソロCD「一管懸命〜一尺八寸管による尺八古典本曲」発売。
現在は、古典本曲、福田蘭童曲を中心としたソロ活動に加え、米村鈴笙、
岡田道明と尺八三本会『風童(ふうどう)』を結成し、CD録音、放送及び
積極的なコンサート活動を行っている。
オーラJ(オーケストラアジア・ジャパンアンサンブル)メンバー。大阪邦楽ゾリステン代表。


「高嶺 剛 監督作品
『嘉手苅 林昌(かでかる りんしょう) 唄と語り』
上映会」

10月26日(日) 午後7時

於 本坊

沖縄島唄の神様、そして風狂歌人ともよばれた嘉手苅林昌が白雲の彼方に逝って
四年の月日がたちました。底知れぬ魅力に満ちた林昌さんのたたずまいそのものを
風景のなかにただよう空気まるごとうつしとったようなこの作品。
「ウンタマギルー」「夢幻琉球・つるヘンリー」で知られる高嶺剛監督の味わい深い傑作ドキュメンタリーです。
上映後に高嶺監督のトークが予定されています。

参加料  一般  1000円   学生 800円

主催 ホロホロ企画(Tel. 075-495-3262 夜間 7時〜11時)


「法然院 クラヴサン(チェンバロ) 秋の夕」

10月27日(月) 午後7時

於 本堂

出演 アリーン・ジルベライシュ、三橋 桜子

参加料  ご予約 2500円  当日 3000円

プログラム:

F.クープラン/王宮のコンセール 第3番
ソレール/コンチェルト イ長調 
  J.S.バッハ/2台のチェンバロのためのコンチェルト ハ短調 BWV1060 他

お問い合わせ、ご予約:三橋さん(Tel. 075-752-3814)
または 法然院サンガ まで


「弦楽四重奏の夕べ」

10月28日(火) 午後7時(午後6時半開場)

於 本坊

ベートベン/弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 作品131
ハイドン/弦楽四重奏曲第64番ロ短調 作品64-2
   モーツァルト/弦楽四重奏曲第18番イ長調K.464

出 演:ヴァイオリン:坂本 久仁雄、上保 朋子
ヴィオラ:石黒 靖典
チェロ:大澤 明

参加料/ご予約 2000円  当日 2500円

ご予約は法然院サンガまで


「法然院 伽藍内 秋季特別公開」

11月1日(土)〜7日(金) 午前9時〜午後4時

入山料(文化財保存協力金):800円

狩野光信筆 襖絵(重文)、堂本印象筆 襖絵、その他、屏風などもご鑑賞いただけます。
お申し込み不要です。

主催:京都古文化保存協会

特に記載のない限り会場は法然院です。ご予約は24時間、電話、FAX、E-mailにて承ります。


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お問い合わせ

〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
TEL: 075-771-2420 FAX: 075-752-1083
E-mail: Byakurenja@aol.com